マリリンのぶらグル巡り Vol.15
イギリスの有名家具ブランド「Timothy Oulton by HALO」
初のコンセプトレストラン「Gough’s on Gough」 を香港にオープン!
伝統と革新をベースに大胆、本物、オリジナルを忠実に再現する事を追求した独自のものつくりと世界観を持つブランドTimothy Oultonは、すべてハンドメイドで伝統的な職人の技を忠実に再現し、素材や仕上げにこだわり、アンティークの持つユーズド感を徹底的に追求し、レザーソファーや鋲うちトランク、木製の手彫りのテーブル等を丁寧に製作しているイギリスの家具ブランド。そんな同ブランドが初の試みとなるモダンイギリス料理を提供する2階建てのレストランバーをソーホーのGough St.にオープンした。
店内に足を踏み入れると大きな水槽がお出迎え。フレンドリーなスタッフが、らせん階段を上がり上階のダイニングフロアへ案内してくれる。店内は、ブランドコンセプトのビンテージな英国調にインスパイアされたインテリアにハンドメイドの英国を重んじる装飾品などが飾られている。カジュアルでありながら上品で洗練された雰囲気、だけども比較的カジュアルなメニュー構成が魅力。キッチンでは、ランドマークにあるレストラン「Dot Cod」の元エグゼクティブシェフのArron Rhodes氏が凄腕を振るったモダンイギリス料理の数々を堪能することができる。モダンイギリス料理と言っても何?と疑問に思う人も多いのでは。モダンイギリス料理というのは、イギリスらしい素材や料理にヨーロッパやアジア料理のテイストや料理法を取り入れることで、古典的な料理を新しい形でスタイリッシュに表現した料理のこと。
さっそくそんな同店の料理を紹介しよう。まずは、オーストラリア産の穀物飼育牛と英国の食卓では欠かせないマスタード入りのピクルス“ピカリリ”、サクサクのビスケット、そしてアンチョビのマヨネーズを合えた「Australian Steak Tarter」。ビスケットのサクサクとした食感が柔らかいお肉と絶妙にマッチ。デザートのクランブルレを思い浮かばせてくれる「Dashi Custard」は、だしを効かせた口当たり滑らかなカスタードソースにいくら、シメジ、そして最後に料理の味を格上げしてくれる新鮮なウニをトッピング。贅沢でリッチな味わいを楽しんで。シェフのおすすめは、スコットランド産のブラウンクラブ(いちょうガニ)に青りんご、羊乳、リコッタチーズを合わせたソースに自家製ニョッキときゅうりのサラダを添えた「Scottish Brown Crab」。
同店自慢の料理を一度に味わいたいという人には8コースのサマーテイスティングメニュー(HKD988)をおススメ。
香港ではなかなか味わえないモダンイギリス料理を味わいにいってみてはいかが。
Goughʼs on Gough
住所:15 Gough St., Central
電話:(852)2473-9066
時間:ランチ 月~金 12:00~14:30、ディナー 月~土 18:30~
カジュアルバー 月~土 18:30~
ウェブ:http://goughsongough.com