尖沙咀（チムサーチョイ）フレンチスイーツ「Fauchon（フォション）」

2014/02/11

香港で2店舗目を展開。お馴染み、パリの美食クリエイター

エクレアやマカロン

パリのマドレーヌで創業以来約150年にわたって、常に美味しさと創造性を追求し続けている「Fauchon（フォション）」。味だけでなく、ビジュアル面でも「美味しさ」をアピールし、多くの商品を世界中に送り出している。そんな同ブランドが先月、2012年に香港上陸以来の2店舗目をチムサーチョイ（尖沙咀）ハーバーシティーにグランドオープンした。

このたび日本常駐のエグゼクティブ・シェフ、ニコラス氏(Nicolas Jambert)がわざわざ香港までやってくるのは、香港をアジアにおける重要なマーケットと捉える同ブランドの決意の現れだ。”フードブティック”を標榜する同ブランドでは、看板商品であるエクレアや紅茶から、香港でも人気沸騰中のマカロン、また軽食向けのビスケット、缶詰類、フォアグラムースなど150種類を超える商品を取り揃えている。商品のパッケージも常にビビッドな色使いでおしゃれにデザインされ、見るだけでも充分楽しめるのも同ブランドのこだわり。

浮世絵、花柄、鯉のぼりなど派手なデザインを取り入れ、日本で大人気のエクレアだが、香港ではシンプルにおさえられている。「フォションのエクレアは香港人に対してはまだまだ斬新かも知れませんが、これからどんどん新しいデザインを作り出したいです」というニコラス氏。それでも、レシピは日本店と同様で味は一緒なので懐かしい味が食べたくなったら訪ねてみよう。エクレアのほかに、マカロンもぜひお試しを。コーヒー、ショコラ、ローズなど12種類の味が楽しめる。同店の名物、紅茶と一緒にいただけば絶妙なアフターヌーンになるだろう。軽食ならシャンパンジェリーやフォアグラムースをパンに添えて、贅沢な1口セットを楽しみたい。

さらに利用しやすくなった「Fauchon」。ワンストップで次のティータイムの準備ができてとても便利だ。幅広いファンたちの期待を裏切ることなく、味覚・視覚の美味しさ、楽しさを発信し続ける同店の動向から目が離せない！