ランカイフォン「SAKON 左近」で本場のラーメン

2016/12/05

ラーメン

眠らない街・ランカイフォンど真ん中にひっそり佇む「SAKON 左近」は、ラーメン通なら誰しもが知る超有名店「とみ田」や「麺屋一燈」などを輩出した「大勝軒・麺屋こうじグループ」出身の村田氏が自ら腕を振るうとあって、10月のオープン以降、じわじわと日本人ファンを増やしている。

近年、円安も後押しして、多くの香港人が旅行先を日本に選び、本場のラーメンの味を知るようになっている為、同店でも「日本人が旨いと思う味そのままの味を提供しています」と語る同氏。しっかりとした塩豚骨のスープと150gのもっちりとした中太麺は、見た目以上に胃袋を満たしてくれ、味付け卵は日本料理の“漬け”の技巧を用い、4日間タレの中で寝かすことにより黄身の旨みを濃縮。ねっとりとした食感に魅了される人も多く、スープ熱で程よい加減に火が通るよう真空低温調理されたロゼチャーシューもこれに華を添えてラーメン欲を抑えきれない猛者たちを至福のひとときに誘う。

ラーメン

さらに国際色豊かな場所柄、従来の日本流に加え、エンターテイメント性も併せ持つ。「泡系ラーメン」と評され、日本のトレンドにもなっている「エスプーマ」と呼ばれるイタリアンやフレンチなどに用いるムースを施したラーメンは、香港内では左近だけ。「ゆずふわ」、「だしふわ」「トリュふわ」のラインナップで、順番にランチ、ディナー、22時以降と10杯限定。ランカイフォンで楽しく呑んだあとは、ウコンではなく、左近で翌日の体に活力を！