百樂潮州創業50年記念フェア開催
百樂潮州
中国の潮州料理を提供するレストランを香港とマレーシアで展開する“百樂潮州”(Pak Loh Chiu Chow)は、創業50周年を記念して潮州の文化を総合的に体感できるフェアを実施する。ディレクターのEdmundBuiさんは「私達がこの企画を実行するに至ったのは、よくお客様から、“自分達の子供や孫は潮州料理を食べるのは好きだが、その文化についてはあまり多くを知らないと思う”というお話を聞くためです。私達のお店で食べ物やインテリア、音楽などを通して、潮州の文化に触れて頂きたいと思います。」と語ってくれた。
今回の為にシェフ達は知恵を絞り、人気の料理を中心に、“Introduction Chiu Chow Cuisine”として、今月から来年3月まで提供する2種のコースメニューを決定した。コース中の、「豚バラ肉のカラシ菜煮込み」、50年の年代物の醤油を使った「ガチョウの醤油漬け」、「砂糖と酢を添えたたまご麺のかた焼そば」などは特に潮州料理を語るのに欠かせない料理なのだそうだ。
また、“手工菜”と言われる準備に時間を要する料理が多いのも潮州料理の特徴で、中には提供するまで10日かかるものもあると言う。各店舗では来月まで、昨年ドラゴンエアーのビジネスクラス機内食も手がけたという著名なシェフ、Hui Mei Tak氏監修による、「Stewed Dried Oma Abalone with Pomelo Peel in Oyster Sauce」(ブンタンの皮とともに蒸した大間産乾燥アワビ オイスターソース風味)、「Stewed Sea Cucumber and Meat Ball」(ナマコと肉団子の煮込み)、「 Sliced Pomfret Pan-fried in Soy Bean Sauce」(マナガツオの醤油ソテー)などの伝統的な手づくり菜を特別価格で楽しむことができる。
期間中、店内では音楽を通して潮州の文化に触れてもらおうと、Hong Kong Chaoren Culture and Arts Promotion Associationによる、伝統楽器を使った演奏がなされる。タイムズスクエア店では月曜日、エレメンツの店舗では火曜に、K11店は水曜に、よる7時から9時半の演奏なので、訪れる際は要チェックだ。それとは別に、50周年記念パーティで好評を博した湖州オペラを今後年数回披露する予定だという。(日程等詳細は要確認)
各店舗の内装も“百樂潮州”(Pak Loh Chiu Chow)の魅力の1つ。潮州民族の強い絆と、お店の成長のシンボルとして木の根をイメージしてデザインされたタイムズスクエア店、海をイメージし、水中の泡のような特注のシャンデリアが印象的で、パーティ向きなK11店、鳥の巣や鳥籠のイメージを通して “帰る場所”を意識した趣でビジネスでの会食や親族での集まりにぴったりなエレメンツ店など、各店の個性によって使い分けるのがお勧めだ。
奥深い湖州の文化を体験するのに絶好のこの機会。ぜひ親しい人達とお店に足を運んでみて欲しい。
百樂潮州(Pak Loh Chiu Chow)
住所:Shop 1002, 10/F., Times Square, 1 Matheson St., CWB
Shop No 313, Level 3, “K11”, 18 Hanoi Rd., TST
Shop 1028D, Elements, 1 Austin Rd. West
Unit 7E142, Level 7, Passenger Terminal, Bldg.1, Cheong Hong Rd., Hong Kong International Airport
ウェブ:www.buick-hk.com/restaurant/pak-loh-chiu-chow