沙田(シャーティン)ヘルシー広東料理「沙田18」

2013/12/30

シンプルでも満足!旬の食材たっぷりのヘルシー広東料理

ヘルシー広東料理味が濃い、肉が多い、油っぽいイメージのある広東料理に飽きてしまう人もいるのでは。素朴な広東料理を味わいたい方は、ぜひ沙田ハイアットホテル内にある「沙田18」まで足を伸ばしてみよう。従来の中華料理のイメージを覆すような同店では、旬の冬の食材を使用し丹精込めてヘルシーかつ美味しい新メニューを始めた。

早くもサプライズ感を与えてくれる前菜。中華料理では珍しいアボカドを主役とした「紫蘇とアボカドの漬物(紫蘇蒜醋牛油果)」。こってり系のアボカドが油っぽいと思う人はぜひお試しを。冷えたアボカドが黒酢とガーリックと混ざると、その特有の濃厚感が中和され、誰もが好むような食感となる。絶妙な甘味と酸味を持つ紫蘇を加えるとさらにフレッシュな味わいに。アボカドが苦手な人でも、これを食べれば好きになってしまいそうな一品だ。次の「鱈のガリ漬け(手拆薑茅臘鱈魚)」は手でほぐした鱈をガリと生姜ソースと一緒に頂く、旨味満点の1品だ。スープは「酸菜と魚の浮き袋の煮込みスープ(胡椒鹹菜燉花膠)」。冬になると香港人の食卓によく出る料理の1つであり、コショウの辛みで身体の芯から温めてくれ、体質補強効果にも優れたものだ。オススメ料理

メインディッシュの中でオススメしたいのは「魚スープの蓮の実とカボチャの煮込み(魚湯湘蓮煮南瓜)」。湖南から直輸した新鮮な蓮の実やカラシナと旬のカボチャをケンヒーで魚スープに加えた、簡単そうで実は大変手間のかかる体が温まる一品だ。蓮の実は苦味がほとんどなく、清らかな甘味で実に癒される。そして、「ミニホタテとオクラのマレーシアソース蒸し(馬拉盞帶子粒蒸秋葵)」も必食。日本人に馴染みのあるオクラとまるで真珠のようなホタテを自家製のマレーシアソースで蒸しており、豊かな香りがする1品。食べるとついついご飯をお替りしたくなってしまう。

デザートで締めようとしても、同店で提供しているデザートは選ぶ際に迷うほど種類が多く珍しいものだらけだ。まずは「杏の実のチョコケーキ(杏脯朱古力蛋糕)」。熱々のチョコレートケーキと爽やかな杏の砂糖漬けを一緒に口に運ぶと、意外と相性のいい組み合わせですぐに完食してしまう。もう1つ逃してはならないのは、なんと中華と西洋のチーズがコラボした「腐乳チーズケーキ(腐乳芝士蛋糕)」!腐乳と言っても全く臭くなく、チーズの美味しさをより一層引き出せるよう計算された新感覚のチーズケーキだ。ヘルシーを重視する上に美味しさも忘れない沙田18の冬メニュー。1回食べてみると、忘れられない不思議な味わいだ。

沙田18の料理沙田18
住所:4/F, Hyatt Regency Hong Kong Sha Tin, 18 Chak Cheung St., Sha Tin
電話:+852-3723-1234
時間:ランチ 月~金 11:30~15:00、土日祝 10:30~15:00
アフターヌーンティー 土日祝 15:00~16:30
ディナー 17:30~22:30
ウェブ:http://hongkong.shatin.hyatt.com

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