特集:祝Sagrantino Italian Restaurant 10周年記念 特集 2

2017/09/20

中環セントラル Sagrantino 人気メニューBest 6

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金王冠 No.1マグロの冷製漬けパスタ

日本の雑誌から取材を受けて、シェフTAKASHI YASUDAの名を一気に世界へ押し上げた逸品。和と伊の融合されたエッセンスがここに凝縮。食材卸業者曰く、「マグロの仕入れ量が通常の日本料理屋より多い。」という事からも、その人気が伺える。海苔とワサビの風味と和のソースでマリネされた漬けマグロが、カッペリー二の細麺と実に良く合う。

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銀王冠 No.2カラスミのパスタ

シンプルながらも、ボラの卵のこってりした旨味がアツアツのパスタと絡み手が止まらなくなる一品。お皿からはみ出るくらいに贅沢に散りばめられたオレンジ色のカラスミに、風味を添えるのが千切りにされたレモンの皮。柑橘系の香りが完成度を更に高める。

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銅王冠 No.3牛肉のカルパッチョ

同店の前菜と言えばコレ。新鮮な生の牛肉を厚めにスライスし、オリーブオイルとバルサミコ酢でマリネし、みじん切りのニンニクで味を引き締める。上に盛られたルッコラの葉の苦さと、チーズの甘味とコクが、バルサミコ酢の酸味をまろやかにして、牛肉に上手くマッチ。一緒に供されるビスケットと共に食べるとなお良し。

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No.4ハラミのグリル

じっくりと赤ワイン特製ソースに漬け込んで良く寝かせたハラミの肉汁を逃がさないように周りをしっかりと焼き上げ、中はジューシー。まさにこれぞ【The肉塊】。フィレンツェで修行中にヒントを得たグリルには、ポルチーニのリゾットと四角いフレンチフライが添えられてボリューム満点。

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No.5ソフトシェルのパスタ

軽めにフライをしたソフトシェルを白ワインソースで頂く一皿。その香ばしさがアルデンテのパスタを口へ進ませる。

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No.6ホタテの冷製パスタ

刺身でも食べられるホタテの旨味とフレッシュなトマトの甘味が見事に調和。プロセッコや白ワインと共に食べたい一皿。

 

番外!編集部のイチオシ!
海老とキャビアのトマトクリームソースパスタはトマトソースの酸味とクリームソースの甘味が融合した【良い所どり】なパスタ。海老から出る魚介のエキスを吸ったパスタと、まろやかなソースに感服。


店頭で好評販売中!Sagrantinoのレシピ本

2017年1月には10年間生み出し続けてきたその季節の食材を使っての料理をまとめたレシピ本を自費出版。現在店頭で好評発売中だ。今後はアマゾンなどにも出品予定。限定版なので、欲しい方はお早めに。


Sagrantinoの豆知識

豆知識その1:ワイン持込OK!
お酒で稼ぐよりも、料理を食べに来ててほしい。そんな想いから、なんとひとテーブル5本までワインの持込が可能。店舗付近のワイン専門店で、好みのワインを購入してくる常連客も。

豆知識その2:すぐに貯まるポイントカードで、ワイン1本GET!
HK$100でひとスタンプ押してくれるポイントカードは、たったの15ポイントでワインを1本無料サービスという太っ腹ぶり。4、5名の来店で一気にポイントカードが貯まってしまい、次回はワインが無料なんて光景も。

豆知識その3:なぜ、安田氏は、いつも赤いパンツをはいているのか?!
安田氏曰く、赤がラッキーカラーとの事。漫画ルパン三世の次元大介が、黒い帽子を何個も所有しており、その帽子を被らないと、射撃の腕が落ちるエピソードと同様に、安田氏も数着の赤いパンツを所有。クリーニング屋に一度なくされた時は大騒ぎだったと言う。


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飲食同業者日本料理の職人
吉川大将から見た安田氏とSagrantino

香港においてジャパニーズイタリアンというひとつのジャンルを確立された
安田さんは、私にとっては兄貴分のような存在です。安田さんや他の飲食業の方々とBBQやボートトリップ等で休みの日は一緒に過ごしたりもします。そんな時でも飲食業の情報交換をするのですが、「業者から、サンマが入りだしましたねとか、白子が出回りだしましたね。」なんて話をしたりすると、勉強熱心な安田さんはそれを翌週にはメニューに取り入れてらっしゃるんですよね。私も彼の料理からヒントを得て、当店のメニューに組み込んだりしております。そのひとつに、鮮魚のカルパッチョや、和牛のカルパッチョがある
のですが、安田さんの料理から、私自身の和食のエッセンスを取り入れて、お客様にお出ししております。安田さんには「貴様ぁ~パクるな!」なんて冗談半分に言われますが、お客様にはこのメニュー、結構人気があります。本当
は安田さんのステーキのソースのレシピも教えてほしいのですが、「これだけ
は教えん!」と言われております。(笑)

また、中環で10年もレストランを経営されているのに、全然天狗にならない謙虚さも彼の魅力ですね。

取材協力:日本料理職人 吉川大将

 

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