会計を変える、すなわち会社が変わる「クラウド会計システム」

2020/04/15

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近年誰もが一度は聞いたことがあり、スマホ世代には身近になってきているツール”クラウド“。企業には欠かせない”会計“ソフトをクラウド化した”クラウド会計システム“とは何たるか、を会計記帳、監査取次、法人設立、総務、労務等を含むバックオフィス、カンパニーセクレタリー(グループ会社Asia Business Support Service Limitedでサポート)等を行っているH.S. Planning (Hong Kong) Limited マネージングディレクター・井本氏がセミナーを開催し実物を目の当たりに。

 

まず初めに、クラウド会計システムとは…

・ パソコンにソフトをインストールする必要が無い
・ 常にソフトが最新の状態にアップデートされている
・ ソフトを購入するのではなく使用料、サービスに対して払う
・ ネット環境があればどこからでもアクセス可能(例/ 事務所・自宅・出張先・会計会社・本社が一つにつながる)
・ 銀行口座、他アプリとのデータ提携が可能
・ セキュリティ、バックアップの充実

といったメリットが多く確認できる。

 

 そこで一般の会計との比較を一覧でご覧に入れよう。

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 この様に、クラウド特有の場所を選ばずネット環境があればどこでも使用可能、といった点以外にも大きく利便性が向上しているのが理解できるであろう。

 クラウド会計システムは有名な物で言うと“quickbooks”、“SAP”、そして“Xero”など世界的にもいくつか商品化されている。

  特記すべきはH.S. Planning社が公認パートナーとして提携しているXeroは銀行ステートメントを自動でインポートできる(2020年3月末現段階ではHSBC / DBS / 恒生銀行の3社)点である。わざわざ銀行に足を運び窓口で請求したり、別口で銀行のアカウントにログインしたりする煩わしさから解放される。会計部署の無駄な時間も労力も抑えることが可能だ。

 なぜXeroを選んだのか井本氏に聞いてみたところ、「当事者間(本社、現地法人、会計会社)で情報共有を迅速に行い、お客様のニーズにさらに応えられる仕事をする為です。特にXeroには唯一銀行トランザクションを自動インポートする機能がある為です。」と回答をいただいた。やはり銀行と直結できる点は間違いなく他社システムと大きく変わる点だ。

 また、仕入れインボイスや領収書を出納帳で管理するのではなくスマートフォンで写真を撮る、若しくはスキャナーでスキャンし特殊な専用アプリを利用し、Xeroに直接アップロードできる。何らかの原因で終業後に得た領収書などを次の出勤の際に会計に提出、となると手間がかかったりついうっかり忘れてしまうこともあるが、そのような心配は無用だ。

 そして何より、一番の利点と言えば言葉は悪いが一言で言うと面倒くさくない点であろう。人間が一つ一つ処理を行うのは手間がかかる・その処理に時間がかかる・もちろん人件費がかかる・担当者が不在であれば更新できない…これをどこでも誰もが(アクセス権はその会社でアカウント毎に設定可)行える為、目的地が同じであるのに関わらずそのプロセスがものの見事に短縮されている。今回講演いただいた同氏曰く「中小企業、駐在員事務所、レストラン、その他サービス業等でマンパワーを有効的に営業等にまわして、コストパフォーマンスを上げたい企業様にお勧めです。」とのこと。

 香港で日系では唯一このXeroの公認ゴールドパートナーであり、日本語対応可能な会社は当社だけだ。気になる点は日本語で問い合わせてみていただきたい。

 


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【澤田ホールディングスグループ】
住所:Rm. 1005, 10/F., Tower 2 Silvercord, 30 Canton Rd., TST
電話:(852)2959-1130
ウェブ: www.hs-planning.biz

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