「美味しくキレイを手に入れよう〜食べる輸血 ・ ビーツレシピ」キレイをつくるレシピ帳

2018/05/24

皆さんこんにちは。フードコーディネーターの川島です。美容を絡めた日本のトレンドを基に、「キレイをつくる」レシピを皆さまにお届けしていきます。
メイクや服装で見た目を変えることはできますが、本当のキレイは身体の中から。
これから紹介していくレシピを日々の生活に取り入れて、心も体も美しくなりましょう!

高い栄養価が「食べる輸血・奇跡の野菜」として注目され、ヘルシーで感度の高いカフェのサラダなど、お料理の食材でよく目にするようになったビーツ。

世界三大スープ・ロシア料理の赤いシチュー、ボルシチに入っているお野菜といった方がピンとくるでしょうか。6~7月と11~12月頃が旬で、日本には江戸時代に持ち込まれ、火焔菜(カエンサイ)と呼ばれていたそう。テーブルビートという名前で目にすることもありますね。

葉酸や他ビタミン類、鉄分やカリウム、繊維質が豊富で、NO(エヌオー)と呼ばれる一酸化窒素が血流量を増やし血行促進に役立ち、アンチエイジングや基礎代謝の向上の効果も期待できるのだとか。その鮮やかな色素成分・ベタシアニンの抗酸化作用もバッチリ!

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今回はそんな美容効果の高いビーツを使ったサラダレシピをご紹介します。

ビーツとオレンジのサラダ
ビーツ                   1/2〜小1個(150g程度)
オレンジ          1個
Aオリーブオイル     大さじ1
Aバルサミコ酢              大さじ1
A塩                小さじ1/3程度
Aこしょう                     少々
ベビーリーフ、くるみ  適量

1. たっぷりの水にビーツと酢を少々加えて30分茹で、そのまま茹で汁の中で粗熱を取り、皮を剥く。

2. ボウルに合わせたAと、食べやすい大きさにカットしたビーツを加え和える。

3. オレンジは皮を剥いて実を取り出し、ビーツに揃えてカットする(ビーツと混ぜ合わせると色が染まってしまうので、それぞれ盛り付ける)。

4. ベビーリーフと共に盛り付け、乾煎りし、粗く刻んだくるみを散らす。

免疫力向上に整腸作用、便秘解消、貧血予防・・・と、その美しいフォトジェニックな見た目もさることながら女性に嬉しい栄養素がたっぷりなビーツ。

フルーツと合わせてスムージーに、冬場はチキンストックや野菜と一緒に煮込んでミキサーにかけスープにするのも良いですね。食べきれない時には、ビーツだけ小分けにして冷凍保存しておけば、サラダのちょっとした彩りとしても後日使用することができて便利です。

ぜひ夏の美肌作りに、ビーツの美味しさを取り入れてみてください。

川島令美

 

川島 令美 (かわしま れみ)プロフィール
フードコーディネーター/料理家/モデル
女優・モデル業と並行し、現在はフードコーディネーターとしてテレビドラマ、広告などのフードコーディネートやスタイリング、雑誌や書籍、WEB媒体にレシピやコラムを掲載、飲食店店舗のメニュー開発や監修、そして料理系のセミナーやイベントへの出演など幅広く活躍中。美食同源を提唱しており、日本ボディスタイリスト協会の食学科顧問を務めセミナーなども行っている。
公式HP:www.vivienne.co.jp/remi

こちらのレシピは一例になり、過度に同じものを摂取するのはバランスの偏りとなり返ってお肌にも悪影響がありますので、それぞれの栄養素をひとつの食品に偏らず取り入れてください。

協力:日本ボディスタイリスト協会
参考文献:食品成分表、新エステティック学

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