深圳ローカルNAVI「鮨心 Sushi KOKORO」
深圳はビルだらけ…そう思われている方も多いと思います。
しかし「そんなことはありません!」ということを伝えるために、
ソフトなテーマでローカルネタを中心に深圳の飲食店やホテルや企業様に
不動産NAVI加藤氏が自ら足を運びホットな情報を皆様にお届け!
カウンターで上質なひとときを。
隠れ家的本格寿司店
「鮨心-Sushi KOKORO」
今回は、今年1月に南山区にオープンした隠れ家的な本格寿司店「鮨心」のオーナーの一人で設計も手掛けた伊藤貴之さんにインタビューを敢行。コロナ禍でのオープンにもかかわらず深圳のパートナー、鮨職人とやり取りをして、こだわりの店づくりに奔走した半年間と現在の状況についてお伺いした。
加藤:まずは、年明け1月のオープンから、コロナや移動制限等で大変だったかと思います。6月、7月頃からは徐々に規制も緩和されてきたかと思いますが、営業できない期間は苦しかったのではないでしょうか?
伊藤氏:そうですね。長年、大型リゾートホテルや香港の高級日本料理店の設計などしておりますが、こんなにももどかしい経験は初めてでした(笑)。2月後半までは深圳↔香港間の行き来ができたので打ち合わせなどには行けたのですが3月からは行き来はおろか本格的な営業の目途が立てらずに本当に困りました。ただ、かなり以前から入念な準備をしていましたし、パートナーの黄志斌(Ben Huang)さんや板長の賴さんとは家族ぐるみで長年付き合ってきたこともあり信頼関係があったので営業が再開できるようになってからは不安は特に感じませんでした。7月からは完全に客足も通常通りになりましたし、お客様にも大変満足していただているようです。
加藤:なるほど。やはり事業をしていく上で信頼できるパートナーは必須ですね。「鮨心」ではどのような点にこだわりを持っていますか?
伊藤氏:深圳の特に南山区は近年、高級路線で上質なサービスを提供する日本料理店が増えてきましたので、まずは他との差別化を意識しました。カウンターメインで職人の料理ときめ細かいサービスを提供しているお店はまだあまりなかったので本当の意味での“隠れ家”的な空間を意識しました。食材やお酒も然ることながら酒器は全て私が日本で目利きをして調達してきたものを使用しています。また、香港の「すし廣」のオーナーご夫婦には、開業にあたり大変お世話になりました。中国の、特に深圳の南山区にいる中国人のお客様は舌も肥えており、常にフレッシュさを求めてアンテナを張っていますから気が抜けませんね。
加藤:そうですね。私も長い間深圳で不動産業に関わってきていますが、中国人の新しいものへの寛大さは年々増してきているように思えます。最後に今後の展望などを聞かせていただけますか?
伊藤氏:何をやるにもまずは自分が楽しめるかどうかだと思っています。自分が思いっきり楽しむことができればお客様にも必ずそれは伝わって、満足につながると考えていますね。コロナの影響はまだ深圳でも少なからずあるかと思いますが、信頼できるパートナーたちと楽しみながら運営していればより多くのお客様に満足していただけると思います。
鮨心
住所:深圳市南山区南海大道東華假日公萬2棟111号
(地下鉄9号線南山书城C出口から出て左手30m)
時間:12:00~14:00、18:00~23:30(ラストオーダー23:00)
予約電話:177-2265-0372
RICE DESIGN
2008年に深圳にて設立された建築・インテリア設計事務所。住宅/オフィス/ホテル/商業施設の建築・インテリアに関する企画、設計及び監理を業務に精通。
住所:深圳市南山区粤海街道高新南環路29号 留学生創業大厦一期2104
電話:138-2650-0221 黄志斌(Ben Huang)
不動産NAVI
ウェブ:http://www.fudou3navi.cn
メール:kato@fudou3navi.cn
<羅湖オフィス>
住所:深圳市罗湖区深南东路2017号华乐大厦506室
電話:0755-2584-5960
加藤携帯:159-1988-8210
<南山オフィス>
住所:深圳市南山区海岸城東座225号
電話:0755-2511-4770