広大な植物園「華南植物園」広州天河区

2014/03/10

華南植物園

華南植物園は、広州市天河区龍洞エリアにあり、中心地から少し離れるが、広大な敷地に、数十エリアにわかれた多種多様な植物が植えられている。
とにかく広大!歩いて全部めぐろうとすると1日はかかってしまうので、地図を見ながら、行きたいエリアを絞ってプランニングしてから巡ろう!また敷地内には、売店などはあるが、カフェやレストランなどは充実していないので、ランチボックスを持参してピクニック気分で訪れてみて!

Southern China Botanical Garden

中国国内で最も広い植物園のひとつである華南植物園。観光スポットとしてだけでなく、研究所としての機能も備えており、栽培されている植物の数、スケールの大きさに圧倒される。
約30ものエリアにわけられ、植物数は約1万3000種類というから驚きだ。「中国南部の緑の宝石」と呼ばれAAAA級国家旅行景区指定、年間観光客は100万人にも達するそうだ。
モクレン園、生姜園、竹園、ラン園、ソテツ園など、日本ではそう簡単にお目にかかれない植物が目白押し。中でも見ごたえがあるのは「温室エリア」。アジア最大級の温室で、熱帯雨林室、砂漠植物室、高山植物室、珍しい植物室、植物水族館等などがあり、どうやって集めたんだろう?と思うほど多種多様な植物が丁寧に栽培されている。南極や北極の植物もあれば、水生植物、砂漠で育つ植物、高山植物…とにかく、ありとあらゆる植物を見ることができる。中でも熱帯雨林室は、温室の高さが27.4mととても高く、背が高い植物を仰ぎ見ながら、まるでジャングルを散歩している気分に。
また、生姜園では、さまざまな種類の生姜が、ラン園では原生ランや亜熱帯ランなど約800種類ものランが揃っており、これらも見ごたえあり!
芝生エリアもあるので、歩き疲れたらお弁当を広げて休憩を。とにかく広大なので歩きなれた靴で、夏場は水分補給をしつつ、ゆっくり巡ってみては。

 

華南植物園 Southern China Botanical Garden
場所:広州天河区興科路723号
電話:(86)20-3725-2711、(86)20-8523-2037
料金:入園料RMB20、温室入場セットRMB50
アクセス:地下鉄3号線天河客運駅まで地下鉄で行き、
54、218、46番のバスに乗り換えバス停華南植物園站下車すぐ。
ウェブ:http://www.scib.cas.cn

※2013年7月の情報です。

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