木彫アート作品展「頼少其」広州

2014/02/11

木石画魂、院蔵頼少其作品展
10月19日まで

木彫アート作品展「頼少其」

「芸壇聖哲」、「中国画伯」などの美称を持っている頼少其。幼い頃から芸術家を目指していた彼は1936年に広州美術専門学校を卒業して以来、木彫アートに没頭してきた。「現代版画研究会」の主宰者でもある彼は、様々な展覧会ツアーを積極的に行い、多くの人に木彫アートの美しさを知ってもらえるよう、尽力した。新安派に憧れ、干墨・渇墨など様々な新安派技法を上手く取り入れている彼の作品は、1つのテーマで多端の変化を表現している。現代美術にも精通している彼は、西洋の技法も取り入れており、他のアーティストとは一線を画している。後に彼は、「新徽派」という版画の一派を作り上げた。

そんな中国現代画壇にとって重要な彼の作品を自分の目で味わえば。改めて中国の芸術の良さを認識できるだろう。

広州芸術博物院
広州市越秀区麓湖路13号
+86-20-8365-9337
http://www.gzam.com.cn

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