元旦餅つき大会「ホテル・ニッコー広州」」で開催!天河区
「よいしょー!」の掛け声響く「餅つき大会」ホテル・ニッコー広州
広州市天河区北東の「天河インテリジェンスシティ」(IBD)の中心部「ソフトフェアパーク」内にある「ホテル・ニッコー広州」は、広州で”日本“を感じられる場所の一つだ。日本を離れてみて気付かされるのは、特にありがたみもなく当然のようにしてきた行事や風習が当たり前ではなかったということかもしれない。
似たような習慣はあってもやはりどこか違う……それはそれで楽しめるのだが、本物の日本の風物詩に触れるとなかなか感慨深いものがある。日本のおもてなしの精神が息づくホテル・ニッコー広州では、海外に滞在する日本人が”日本“を感じられるイベントを催している。日本の文化をより多くの中国人に知ってもらう文化交流の場ともなっている。今回は、1月1日に開催された「元旦餅つき大会」の様子をご報告!
元旦餅つき大会を開催!
2016年を迎えるにあたり、ホテルロビーホールで昼と夜の部に分けて日本の餅つきが行われた。木佐貫総支配人の新年のあいさつに始まり、参加者が順々に餅つきを体験。つき手と相の手が掛け声でリズムを取りながら餅をつく。会場には「よいしょー!よいしょー!」と元気な声が響いた。
餅は日本の伝統食品の一つであり、お正月に餅の食べる風習は日本人にとってはふるさをと想い出す懐かしい風物詩だ。中国にも”餅“はあっても、日本のそれとは異なる。多くは穀物の粉から作った「練り餅」で、日本のような臼と杵を使ってつくる「つき餅」は一部地域でしか見られない。さらに、臼と杵を使用した餅でも、もち米だけで作られるものは少ない。日本人にとっても中国人にとっても広州で本物の餅つきを体験できる機会は非常にまれだ。
この日は、昼の部と夜の部で約1斗の餅がつかれた。つきたての餅はさっそくお神酒と共に参加者に振る舞われた。参加者からは「餅つきをするのを初めて見た」、「つきたての餅を初めて食べた」という声も聞かれた。「日本国内でもあまり見ることのなくなった餅つきを行うことはとても意味のあることだと思います」という木佐貫総支配人の言葉通り、貴重な体験に会場は大いに盛り上がった。
何度も何度も繰り返しつくことでおいしい餅ができあがることは、打たれ強い事の象徴であり、また、耐えた先に良い結果が待っているという希望の象徴ともなっている。年の初めにそんな願いを込めながらつきたての餅を頬張れるというのはうれしいかぎりだった。
ホテル内の美容室「Sorcier」の浦崎さんが着付けをした着物美人との写真撮影も!
元旦餅つき大会
2016年1月1日 日航酒店大堂にて
第1部:10:30~ 第2部:18:00~
ホテル・ニッコー広州(広州日航酒店)
住所:広州市天河区華観路1961号
電話:(86)20-6631-8888
ウェブ:http://www.nikkogz.com
Sorcier
住所:広州市天河区華観路1961号
日航酒店3階
電話:(86)150-1870-9870(浦崎まで)