絶品にぎり鮨の「達摩日本料理」広州市天河区

2016/01/07

こだわり貫く日本産食材への情熱。口の中でふんわりととろけるトロの脂が、新鮮で高品質の証である。素材の持ち味を存分に味わえる至福のひととき。
ネタ、シャリ、海苔との絶妙な味の融合が美味しさの秘訣、一度は味わいたい絶品にぎり鮨!!日本料理12
【日本からの仕入れは週3回、新鮮な食材の数々】
広州の地において、よくぞここまでのレベルの食材を揃え、このにぎりを完成させることができたものだと舌を巻いた。食材にこだわり、それら一つ一つが寿司職人の手によって合わさった時、この見事なまでの味わいは生みだされるのだ。素材の持ち味の全てが余すところなく表現され、一種の作品ともいえる完成度の高い寿司は、中国において今まで食べてきたにぎり寿司の常識を覆すものであった。日本に居らずしてここまでネタの新鮮味を感じられるような寿司に出会えたのは、奇跡と言ってもよいだろう。口の中で溶け出す脂は、マグロの品質の高さを物語っている。甘エビや赤貝は臭みがないのはもちろんのこと、身がしまっており、その大きさにも満足だ。厚めに切られた鮮度の高い赤身のにぎりは見た目にも美しい。
【料理長の「食」に対する誠実な姿勢】
オープンから一年半。この道16年の香港人料理長黄宏達さんは、開店当初から日本産食材への情熱と品質を守り抜いている。以前は稲ぎくで修行し、香港ペニンシュラホテルの日本料理店料理長を務めていたこともあり、その一貫したこだわりはネタや銀シャリだけにはとどまらず、醤油や海苔までもが日本産であることから見てとれる。
軍艦巻きの命ともいえるこの海苔は、極厚でパリパリと香ばしく、磯の香りが口いっぱいに広がる。たっぷりと乗せられた濃厚なウニや、プチプチとはじける食感の大粒のイクラと非常に相性がいい。さらに同店では、すりおろしたての生わさびを使用している。普段は日本人でも、わさびだけを食すことはなかなかないのであるが、上品に盛られたわさびを口にしてみると、ツンとした辛さがなく、そのままでも十分な存在感があるほどの甘みと香りがある。その隣に添えられた小気味いい歯ごたえの千本漬け(沢庵漬け)もあなどれない。料理長のこだわりが随所にちりばめられているにぎり寿司は、是非一度味わってみたい。
【豊富なメニュー】
寿司だけにとどまらず、同店では神戸牛の牛刺しや刺身、天ぷら、焼き物、蒸し物、煮物、牛すき焼き鍋など、素材を生かした数々の日本料理を楽しむことができる。座敷、カウンター席、木目調の個室(全10室)と店内は広く、落ち着いた中でこれらの美食を堪能できる。旬の味覚が出揃う今、価値ある逸品を堪能しに行ってみては。日本料理8

達摩 -日本料理-
住所: 広州市天河区珠江新城
海明路22号力迅上築140号
盛世酒窖2階
電話: (86)20-3821-8547
時間: 11:30~14:30、17:30~22:30

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