中国水彩画の神の展覧会「グアン・シャンユ」広州美術館
中国の芸術家、關山月(グアン・シャンユエ)の没後15年を記念した彼の水彩画の展覧会が広州美術館(広州美術博物館)で開催される。彼は、教師であり、そして中国水彩画の熟練者として知られ20世紀の中国の芸術家達に大きな影響を与えた。
1998年に、彼は105作品もの嶺南(リンナン)の風景を描いた水彩画を広州美術館に寄付した。今回の作品展では、1940年から1990年にかけて描かれた作品から31点を厳選して展示される。
父親の影響で、幼い頃から水彩画に興味を抱いた彼は、1935年から師匠で嶺南学校の創立者でもある高劍父(ガオ・ジアングフー)、の元で本格的に作品を描き始め、後に日本を含む様々な国へ渡り水彩画の勉強に没頭した。1982年には、東京と大阪でも展覧会を行うなど、彼の作品は国境を越えて多くの人を魅了してきた。この機会に、愛され続ける關山月の水彩画の世界に足を踏み入れてはいかがだろう。
The painting Guan Shanyue
開催日:2015年7月21日から2016年1月3日まで
場所:Guan Shanyue Art Gallery, Guangzhou Museum of Art
日時:9:00~17:30(月曜日休み)
ウェブ:www.gzam.com.cn