焼き鳥特集「鳥州力 裏庭、鳥けん、鳥いち」3店舗

2015/05/27

焼き鳥を知っておいしく!

【鳥州力 裏庭】

鳥の首からほんの僅かしか取れない「せせり」。下処理に手間がかかることから、多くの店が敬遠するこの部位を惜しげもなく使う「鳥州力 裏庭」は、知る人ぞ知る本格焼き鳥店。31にも及ぶ焼き鳥メニューの内、10種類にこのせせり肉を使用している同店では、このせせりを使った串が月に1500本も出るというから驚きだ。さらに注目すべきは、同店代表の吉田さんが日本での修行時代に師匠から受け継いだ「タレ」。数十年もの間大切に継ぎ足してきたこの”秘伝の味“は、ほど良い脂身と弾力、噛めば噛むほどに肉汁の味わいが溢れでるせせりとの相性抜群!手間を惜しまず「うまい1串」にこだわる同店のせせりを味わわずして広州・夏の夜は語れない!

〈お店紹介〉
日本料理店が軒を連ねる「天河六運五街」にある「鳥州力裏庭」。小上がりのテーブル席とカウンター席の店内は、連日多くの常連達で一杯となる。こだわりの焼き鳥の他にも、豊富なメニューが揃い、男気あふれる元気なスタッフが対応してくれるので”お一人様“での来店でも安心だ。

こんな焼き鳥見つけました!

ねぎま
【鳥けん】
大粒カットの「ねぎま」(10元/串)が同店の焼き鳥売上トップ! ネギは甘みのある山東省産、鶏肉は全て番禺にある自家農場で1羽1羽大事に育てている。備長炭で1本1本丁寧に焼き上げているため、大粒カットの鶏肉はふっくらと柔らかくジュ〜シ〜だ。レモン汁をかけて、ネギと一緒に頬張れば、口の中が幸福感に満たされること間違いなし!

鳥けん
〈お店紹介〉
中国で14店舗を構える「鳥けん」、日本人のみならず中国人の舌も唸らせてきた。数ある日本料理メニューの中でも一番人気は焼き鳥だ。初めて訪れてもゆっくりくつろげるように暖かみのある内装になっており、宴会も可能な大部屋も用意されている。店長おススメは、「ねぎま」以外に「つくね」や「ぼんじり」。来月には、天河区にも新店舗がオープン予定なので、要チェックだ!

鳥けんの焼き鳥

【鳥いち】
ワサビが香る「むね」(10元/串)は同店の売上ナンバーワン。鶏は有名な清遠鶏。腕利きの職人がじっくり焼き上げ、日本から取り寄せたワサビが惜しげもなく盛られる。一口頬張れば、ワサビの香りがツーンと鼻を通り、口の中に広がる肉の味を一層引き立てくれる。そこに美味い酒があれば、もう何も言うことなし!!

鳥いち

〈お店紹介〉
遠洋賓館の路地裏に佇む「鳥いち」は昨年11月にオープンした焼き鳥専門店。元気の良い声が迎えてくれる。驚くのは、お酒の種類の豊富さ…焼酎、日本酒、ワインまで揃っている。掘りごたつ式の座敷でワイワイ楽しむのも良し、カウンターで一人ゆっくりと酒と焼き鳥を楽しむのも良し。焼き鳥のほかに、店長おススメは「ももたたき」と「鶏がらスープラーメン」だ。

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