天才ピアニストとマカオオーケストラによる音楽世界。1月18日 広州大劇院
ヨハネス・ブラームス(Johannes Brahms)の作品はロマンティックでありながら逞しくもあり、繊細な音色でほっとするなどさまざまな性格を持っている。きわめて入念に仕上げられ、精緻で完成度の高い作品を残した。そのため、クラシック界最後の巨匠ともいわれている。
クリスティアン・ツィマーマン(Krystian Zimerman)は、ポーランドのピアニスト。現在、世界のクラシック音楽界で最も高い評価を受けているピアニストの一人である。今回、アジアの著名な指揮者呂嘉ならびにマカオ・オーケストラとのタッグでブラームスの音楽世界を再現してくれる。ツィマーマンは、1975年の第9回ショパン国際ピアノコンクールに史上最年少(18歳)で優勝、その後も着実にキャリアを重ね現在に至る。若かりし頃、ピアノ部品の製作・修理を一から手作業で行なっていたこともあり、ピアノの構造や素材に対する造詣が深い。予定曲目は「BRAHMS Piano Concerto No.1 in D Minor Op.15」や「BRAHMS Symphony No.3 in F Major, Op. 90」など。完璧主義者で熟考型の芸術家ツィマーマン。ピアノを知り尽くした彼が表現するブラームスの世界は大いに期待できる!
広州大劇院 歌劇廳
住所:広州市天河区珠江新城珠江西路1号
日時:2015年1月18日 20:00
料金:RMB80、RMB180、RMB280、RMB480、RMB680、RMB880、RMB1280(VIP)
ウェブ:http://www.gzdjy.org/perform/show.aspx?id=1004105538