深圳子育てDiary「トマトに教えてもらう子育て!?」

2022/07/19

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昔は小さな漁村だった深圳が、今では「中国のシリコンバレー」と呼ばれる経済特区に大成長。
単身者ばかりだった日本人も最近では帯同家族世帯も増えてきている。
住んでみなければわからないリアルでヘルシーな深圳事情を母目線で綴る生活リポート。

 

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深圳に来て半年。体力指導士(体力づくりプロ)と産後指導士(産前産後ケアのプロ)。フィットネスインストラクターの資格を持っており、心地よい毎日を目指しています。

 


今回は「トマトに教えてもらう子育て!?」

g深圳に来て、子供と一緒に初めてやったこと。家庭菜園。

次男が、ベランダで大好きなトマトを育てたい(意訳:無限に食べたい)!と言ったので、「ならば自宅隔離中にやろう〜!」と。タオバオ様のお陰で家から一歩も出ずに、種も、土や肥料、プランターなど、必要なものはすべて揃いました。

早速次男は大きなプランターに、発芽させた種を蒔いて、栽培スタート。
毎日お世話をしていると、少しずつだけど確実に大きくなっていく。これはすごい喜び!!
楽しそうにお水をあげたり話しかけている次男の様子を見て、遅れて長男もやっぱりやりたい!
ただその時には小白菜やレタスも育っていたので、まず小さなポットに発芽させた種を撒いて、育て始めることになりました。

隔離やロックダウン中、パパと息子2人とで、朝カーテンを開けた時、そしてお昼ご飯を食べた後、毎日欠かさず水やり。意外にもパパが熱心に、日本にいる実家に聞いたり、ネットで調べて、できる限りのことはする。そのお陰もあって、トマトの苗はぐんぐん育ちました。大きなプランターで育てている次男は、葉もわさわさと。
「かわいそうだから出来るだけ葉っぱも取らないで〜」という優男の次男に、脇芽つみの必要性を理解してもらうのは至難の技。
f一方、小さなポットで育て始めた長男のトマトは、細く、茎もちょっと頼りない。
これは小さなポットだったため大きく根が張れないからだろうと、一足先に出来た小白菜を収穫して出来たスペースに、長男の苗を植え替えてプランターデビューしました。

パパは子供たちに言っていました。「小さな場所だったから、根が伸びる限界だったんだ。大きな土壌で育った次男のは、大きく育っているね。人間も同じ。小さな世界で満足していちゃだめだ。大きな世界を見よう。パパもママも、そのために出来るだけの環境は用意したいと思っているよ。」

しかし事態は思わぬ方向に。
ついにトマトが先に花が咲き、青々とした実をつけ始めたのは、、
小さく育っていた長男のトマトでした!
逆に、大きく育っていた次男のはというと、葉ばかり増えて一向に花を咲かさず、実もつける様子なし。
なぜかと調べていくと辿り着いたのは「茎ボケ」。
あまりに伸び伸びと育ちすぎて、花を咲かすという大仕事もすっぽかし、ボケちゃった!?それを知ったパパはガックリと肩を落として「甘やかしすぎた・・・もっとストレスが必要だったんだ」
gあ諦める前に試行錯誤。水はあげすぎない。葉っぱはどんどん切る。日照時間を増やす!
頑張れ!花を咲かすんだ!と最後には念じましたが、結局一つもつけずに枯れてしまいました。涙

逆に、お水をあげるのもほどほどに、水不足のストレスにも負けじと花を咲かせた長男の方は、たくさんトマトをつけて私たちを喜ばせてくれました。

トマトの成長、育つのをサポートすることの奥深さ難しさを感じたトマト栽培。
まだ経験の浅いわたしたちに正解なんて分からないよね。トライ&エラー。さぁ次は何を植えようかな、と考えながら、私はとうとう最後の一つになったトマトを頬張ったのでした♪

 


今回は「深圳の好きなところ」

スクリーンショット (1698)初めまして!
今年1月、スライドで深圳に来ました。ホテル隔離を終えて初めての自宅に移動すると、思っていたより寒くてびっくりしたのが、もう随分と前に感じます。隔離明け、窓から見ていた街をさあ探検しようと思ったらロックダウン、無事解除されてからはブーゲンビリアなどのお花が咲き乱れる春を楽しみ、すぐにやってきた夏の気候。あっとゆう間に半年が経ちました。
そんな折、ご縁あってPPWさんでエッセイを書かせていただくことになりました。深圳での何でもない生活や深圳情報、そして私の専門知識からお伝えできることも綴っていければな、と思っています。
初回は、深圳に住んでみて気づいた、深圳の好きなところを。
まずは、空気が綺麗で緑が多いところ。青空が見えると気持ちいいですよね。もっと近くにBBQとかを出来るビーチがあったら最高です。深圳市の電気自動車の普及率は中国国内1位だそうで、大気汚染も騒音も気にならないです^^
次に、食。いろんな国の食が楽しめるのもうれしい! そしてお料理はお店で出来立てを食べるのが一番! と思っていましたが、外買(ワイマイ)は保温バッグでほかほかで届くし、お粥を頼めば土鍋ごと家まで届けてくれるなんて~!
そして、便利さ。もう日常になったPCR検査、スーパーアプリでのお買い物、友人同士の割り勘ですらスマホがあれば完結。
しかし、そんな便利さゆえに目と指先ばかり酷使して、身体を動かさなくなると、健康を失いがちになってしまうのは人の常。私の人生の目標は、「おばあちゃんになっても、自分の足でスタスタ歩くこと!」
はい、大きくもないですが、小さくもない。だって今、当たり前のように感じている健康(心身ともに)は、無くして気付く、すごい価値。だから、身体のメンテナンスを続けていつまでも健やかにいたいと思っています。スクリーンショット (1699)スクリーンショット (1700)
ちなみに深圳生活での目標は、「携帯をなくさないこと」。深圳にお住まいの方にはきっと説明要らずだと思います。これも大きくもないけど、小さくもないですよね! ここで携帯をなくしてしまったら生きていけない。。と思うとゾゾ~。
おっちょこちょいの私が、果たして最後までこの目標を守り抜くことができるのか? このエッセイとともに、どうか見守っていただけたら幸いです。

 

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