香港在任2年、悩める主婦の広東語挑戦記 最終回(全3回)

2017/05/09

広東語を話せたら、もっと香港の生活が楽しくなりそうと思うけれど、片言の広東語ができれば何とか生活できてしまい、ずるずると時がたっていた…そんな人も多いのではないだろうか。今回、広東語に挑戦する並木さんもそんなひとり。「Language World」のクリス先生が教える、週1回、全3回の広東語授業でどこまで生活が変わるのか、3回にわたり並木さんの体験記を紹介する。

Language World

こんにちは!並木です。前回のレッスンから私の頭の中には「広東語=音楽」という方程式がインプットされています。音楽だと思うと自然と楽しく思えてくるから不思議です。レッスンを始める前までは「広東語が楽しいものだ」と思えるなんて想像もしていませんでした。3回目のレッスンは広東語ならではの発音と声調をひとつずつ丁寧に教えていただきました。クリス先生が持つペンはまるでタクトのよう。難しいと思っていた声調は広東語の数字に当てはめてくれるので、先生の指揮に合わせて歌を歌っているようでした。読み方がわかるので、先生オリジナルの単語帳もすべて読みたくなるほど!ひらがなを覚えたての幼子の気持ちがわかったような気がしました。確かに発音と声調は難しいものもありますが、日本語が得意なクリス先生が「日本語の発音にも同じものがありますよ。」と日本語の単語に置き換えてくれるので、とても身近に感じられるのです。先生がひとつずつしっかりと私の発音を聞いてくれる安心感。「本当にここは大事なところなんだなぁ。」と思うと同時に、こんなに丁寧に教えてもらっているのだから、私の発音はきっと上手くなっている!と自信がついたのは言うまでもありません。

Language World

後半は実際に使いたいフレーズを先生にリクエスト。私の場合は息子のために、香港の街角スナック(小食)を注文するフレーズを教えてもらいました。「魚蛋(フィッシュボール)を1本ください。」いつもは簡単な英語で注文するのですが、折角だから広東語で決めたいところ。そして、レストラン等で注文したはずの商品が来ないときに催促するフレーズ。漢字の組合せも全て意味があるということを教えてくれるので、頭の中にすっと入ってくるのでした。早速、使ってみたい!という気持ちがムクムク。そして、使っているときの自分を想像してはニヤニヤしてしまうのでした。

Language World

 3回のレッスンを終えて、今、胸にあるのは「喜び」です。発音と声調をとても丁寧に教えてもらえたことに感謝の気持ちでいっぱいです。日本語の特徴もよくご存知のクリス先生だからこその教え方は本当にお見事でした。

夕方、いつものお店で「魚蛋」を広東語でちょっとドキドキしながら注文してみました。結果は1回で注文オッケー!お店のご主人の顔がなんとなく嬉しそうだったのは気のせいかな?それでもいいのです。香港の街角でこうして広東語で注文ができるようになった私を実感できてとても嬉しいのですから。これを機会にもう少し広東語と仲良くなりたいと思っています。

<Language Worldより>
今回で広東語挑戦記は最後となります。
皆さまいかがだったでしょうか?
クリス先生の無料体験レッスンへ是非ご参加ください!

Language World

並木 貴子
香港在住3年目。タクシーで自宅マンション名を広東語で伝えるも、ドライバーに9回聞き返された挙句、乗車拒否された辛い経験あり。一方、「広東語はわかりません」と表情やジェスチャーで伝えているのに、一生懸命話し続けてくれる香港人とコミュニケーションが少しでも取れたらなと夢見る今日この頃。

講師:クリス・ウォング
香港大学日本語学部卒業後、宇都宮大学に留学。趣味はウィンドサーフィンとピアノ演奏。J-pop好き。お気に入りアーティストはGLAYとMr.Children。ブログ
kurisuhk.wordpress.com)で香港を広く紹介。

Language World

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電話: (852)3460-5458<荒木>
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