香港在住日本人主婦が綴るリレーミニエッセイ Vol.120

2018/12/04

フォトジェニック香港 Vol.10

2018年ラストスパート、
「上海蟹」と共に駆け抜けたい!

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10月に入った頃から、何だか周りがソワソワし始める。それを感じたら、「上海蟹」の時期の到来です!毎年12月末までの約3ヵ月、中国圏で暮らす人たちはこの蟹に狂います、笑。来港1年目、その魅力がわからず、完全に乗り遅れたわたしですが、2年目の去年に初トライしてから、もうハマりにハマッています。

広東語では「大閘蟹(ダイザップハイ)」とも呼ばれ、香港人の皆様の中には自宅で調理するなんていう方も!まだまだそこまで踏み込むにはハードルが高すぎますが、今年もレストランで思いっきり堪能しております。去年は食べ方もよくわかっておらず、全然身が取れなかったけれど、今年はだいぶ上達しました~。でも、やっぱり姿蒸しよりも、蟹肉と蟹味噌のあんかけ(蟹粉)が好み♡美味しいし、何より食べやすいですから。と、まだまだ初心者なわたしです。

前回の「燕の巣」といい、今回の「上海蟹」といい、「フォトジェニック香港」というより「ガストロノミー*香港」ってかんじが強くなってまいりましたが、引き続きお付き合いいただけましたら幸いです。蟹も結構写真映えするよ?笑。「上海蟹」で気分を上げて、2018年のラストスパートを駆け抜けましょう。

*ガストロノミー=美食の意。美食術、美食学などとも訳される

 

 

①滬江大飯店(Wu Kong Shanghai Restaurant)

尖沙咀と銅鑼湾に店舗を構える「滬江大飯店」。時期になると、多くの方がまず訪れるのはこちらのお店ではないでしょうか~。とにかく上海蟹コースの内容とコスパの高さが魅力的!数年前と比べるとそのお値段はかなり上がったようですが、それでも大満足の6品コースで570HKD。高級なイメージの上海蟹だからこそ、このお値段は嬉しい♡

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②天香楼(Tin Heung Lau)

香港イチ高いと噂の「天香楼」。しかし、こちらの「蟹粉撈麺」は最高!正直お値段にはビビりますが、それも頷ける口当たりのよさ。食のプロである友人曰く、下処理の丁寧さが垣間見えるとのこと。頻繁に行くのは難しくとも、年に一度は足を運びたいお店。場所は佐敦です。

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1杯1,300HKDの代物だけあって、大きくて堂々としている!味噌が美味しすぎた!

 

 

③夜上海(Ye Shanghai)

①と②の間くらいの位置づけでしょうか。ミシュランの星を獲得している「夜上海」。尖沙咀と金鐘に店舗があります。わたしの大好きな蟹粉料理が豊富(「蟹粉豆苗」や「蟹粉豆腐」など)。安定の美味しさと洗練された内装で、いつ行っても気分上々!

DSC01682 DSC01712DSC01672 (写真左上が「蟹粉豆腐」です)

 

 

 


Profile

Sayaのプロフィール
香港でカメラマンとして活動し、主に家族写真の撮影を行なっている。香港が大好きで、街歩きをしているときが至福の時間。趣味は、カラオケ、ヨガ、そして、もちろんカメラ。みつ子とにゃんこ先生の飼い主。つまりは、大の猫好き。2016年より香港で生活。
ブログ:photogenic-hk.com

 

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