読むだけでママが笑顔に「ままサプリ」連載 第47回 気づきの大切さ
最近つくづく思うことがあります。
それは「気づき」の大切さです。
今回、次男、三男と参加した、セブ留学ですが、長男は参加しませんでした。
大学生で有り余る時間があるにも関わらず全く興味を示さなかったので、無理強いはしませんでした。
これからの時代、多分英語はやっていた方がいい。
けれどそれが、「心の底からやりたい」に変わらなければ、成果は上がらないのです。
その子、その子でベストなタイミングがある。
お母さんが先回りして、「やった方がいいこと」をいくら与えてみたところで、成果が出なければ意味がありません。
我が家の次男は、「多動症の疑いあり」と診断されたほど、落ち着きがなく、目を離すといつもいなくなり、駐車場で幾度も車の前に飛び出してはヒヤヒヤしておりました。
言い聞かせても、叱っても、彼にとって経験していないことは、「机上の空論」でしかなく、頭に入ってこないのです。
あるとき、事件は起こりました。
長男を追いかけ、衝動的に走り出した次男。
そこに発車したばかりの軽トラ。
バーーーンッ!!!
頭の中が真っ白になりました。
人間、極度の恐怖を感じると脳が誤作動を起こし、スローモーションに感じるといいますが、正に、瞬間的なその音を長い間聞いていたような気がします。
そのあと、「わーーーっ!!!」と泣く子供の声に安堵したのですが
それ以降、次男は車を怖がるようになりました笑正に、百聞は一見にしかず。
経験しないとわからない。
「気づく」と人は行動を変えることができるのです。
アメリカでは、子供にぴったりくっついて子供の行動を監視するヘリコプターペアレント、子供の前に立ち、障害物を取り除くカーリングペアレントが増えているといいます。
「気づく」体験を奪われた子供たちは、選択することを恐れるようになります。
親にできることは見守ること。
気づく体験を多くさせてあげること。
子供が自分で選択した結果をフォローしていくことだと思います。
Kyou氏 プロフィール
海外で3兄弟を育てる中、人を育てる一大事業に頼れるものが何もないことに疑問を持つ。現在上海ママたちに心理学、統計学、コーチングなどを基にした「ままサプリ」展開中。香港にて講座開催中♪
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