夏のバカンスはすぐそこ!旅行に関する最新事情
宮廷庁は外国人観光客が東京、京都の皇居周辺を観光するのをサポートする多言語のスマートフォンアプリをリリース。約1年をかけて開発されたこのアプリは、現在地や過去の画像、ネット接続不要のGPS機能を使って、現在地と見ている場所について正確な説明をしてくれる、使いやすいものだ。iOSとAndroid版、両方を無料で利用することができる。
また今年の夏に東京を訪れるなら、7月6日にガイドブック”The Rough Guide to Tokyo”第7版が出版されたので参考にすると良い。
旅に出る際に持つ小説、エアポート・ノベルは常にゆるやかに定義されていた実用的な文学ジャンルだった。それは持ち運びが楽で、フライト、列車旅行、ホテルステイなど様々なシチュエーションの旅の間、十分な読み応えがなければならない。休暇の初めに購入すれば、数週間後には海水のシミとドッグイア、搭乗券のしおりが付いた、立派な旅の相棒となるはずだ。
1960年代から80年代にかけてエアポート・ノベルの「黄金時代」に出版され世界中の空港で販売された、ジェームス・ミッチナー氏、アーサー・ヘイリー氏、ロベルト・ラドラム氏、ジェームス・クラベル氏、ジェフェリー・アーチャー氏などの作家による作品は、是非実際読んでみてほしい。これらは機体が揺れ動いてもページをめくることを止められないストーリー性、シートバックポケットや携行バッグに詰められるコンパクトさと読み応え(およそ750ページ~1,200ページ)があり、D V D ボックスセットやNetflixと同等のエンターテイメントとなる。
現在、アメリカ行きの機内でラップトップ、タブレット、電子リーダーは禁止される傾向にあり、最終的にその流れは世界中に広がる恐れがある。第二のエアポート・ノベル黄金期はもうそこまで来ているのかもしれないのだ。
建物内の空気浄化を奨励する都市政策に基づき、先月末に北京の中央ビジネス地区に新しいホテルがオープン。63階建てのチャイナワールドタワーBの22階までを占める計450室のこのホテルは自社の醸造所からビールを提供するガストロパブ、Beersmithと、ボクシングリングと武道の複合トレーニングエリアを備えた3,500平方メートルのトレーニングジムが特徴的。1泊1,199元(HKD1,370)のオープニング・オファーには、1人分の朝食(2人目からは100元追加)、トレーニング・クラスに参加できるジムへのアクセス、ホテル全体で使える無料の超高速Wi-Fiアクセスが含まれる。