香港在住の日本人主婦によるリレーエッセイ Vol.200
Vol.18
サンタ・ミッション
香港はいま何処に行ってもクリスマスムード。
ド派手なデコレーションで街全体がギラギラしてて良いですね。
香港らしさがやっと戻ってきたんではないでしょうか。
さて、ここで問題が生じます。
我が家の長女(10歳)はサンタクロースが存在しないんではないか、とか、サンタクロースはママなんではないか、とか、サンタクロースがなんでcotton on(オーストラリアのコスパ良い目の洋服屋)のバックをプレゼントするの?とか。
ハッキリ聞いてくるので、もう逃げられない状態なんです。
今年は夢を壊さずにサンタの正体のバラし方をしてみます。。
ここでサンタは何歳まで信じるか!?
を日米比較してみますと、
なんと、、
日本:多くの子供が小学1~2年生の頃にサンタを信じなくなり、中学生以降もサンタを信じる子供は3%しかいない
アメリカ:多くの子供が小学3年生の頃にサンタを信じなくなるが、高学年や中学生まで信じている子供も多い
との統計結果が出ているのです。
それはどういう事かと言うと、
まず1に子供の精神的な年齢や、自立具合だと言う事らしいです。
日本では小学校一年生になると、一人で学校に登下校したり、放課後に自由に子供同士で遊んだりしていますよね。
日本の子供たちは、子供だけで過ごす時間がとても長いと言えます。
一方、アメリカやカナダの子供たちは、小学校高学年になるまで、一人で外出したり、家で留守番することは禁止されています。
何をするにも、どこに行くにも、常に親とセットです。
学校はスクールバスですし、週末は家族で行動、もちろん季節のイベントは家族で過ごす。
家族が第一なんですよ。
2に、サンタに出会うスポットが多い。モールや学校や街などにサンタがうじゃうじゃいます。
リアルサンタがたくさんいるので信じる子供も多いのかもしれないのです。
私はいつだって出来れば子供に夢を与えてあげたいと思っています。
有名な一説があって、「この世の中に愛や、優しさや、思いやりが有るのと同じくらい確かなものです。サンタを見た人は居ない。でも『信じる心、詩、愛、夢見る気持ちさえ有れば、美しく、キラキラとした輝く世界を見ることが出来るのです』
いま世界はこんな事を必要としているのかも知れませんよね。
子供も大人だって、忘れてはいけない1番大切な事。
それは誰だって希望や夢のある人生の方が楽しいじゃないですか。ワクワクを忘れてはならないのです。
リサーチソース
ときには本気
天才肌のAB型
イベント大好き芸人
身体と心の年末調整始めます
e-ko.のプロフィール
二児の女の子のママ。17年某有名アパレル企業で働き香港転勤になり退社。
毒舌コラムの評判も上々。AB型のよくいう天才肌。自己肯定感高めな酒好き。
好きな言葉は「なんとかなるさ」