馬に水を飲ませることはできない

おはようございます。
先日次男が体育の授業中に捻挫して学校をお休みしました。

丁度その連絡をもらったときに一緒にいた看護婦の友人のアドバイス「腫れてるなら骨折の可能性もあるから、病院行ったほうがいいよ」を伝えました。

結果、行ってません。
やっぱりね。笑

「馬を水辺に連れて行くことはできても
水を飲ませることはできない」

というイギリスの諺があります。

その環境を与えたり教えたりすることはできるけれど、
実行するのは本人次第ということです。

子育てで何度このフレーズをこだまさせたことか。。笑

今は３兄弟と離れて暮らしています。

お金が足りなくなる、
はじめての１人旅、
骨折や病気、
などなど、自分で考え進化する機会を与えられています。
日々成長する３兄弟をみていて、
親にできることはそんなに多くはないなと実感する毎日です。

先回りができなくなった分、子どもたちは自分で行動し、未経験への経験を積んでいます。

カウンセリングでも多いのが
子供が勉強しません
片付けません
言うことを聞きません
どうしたらいいですか？
というもの。

ふふふ。
それね、なにをやってっも、どんな声掛けをしても「子供に水を飲ませる」ことはできませんから〜〜〜

まず明確にしていただきたいのは
「あなたの問題ですか？」
「子供の問題ですか？」

子供の問題なら私たち親にできるのは
そう多くはありません。

喉が乾いていない子供を水飲み場に連れて行っても水を飲むことはありませんよね？
なので先回りして川に連れて行くのではなく、
「喉が乾く＝何かを求める」状況になるまで待てることが何より必要なのだと思うのです。

子供が辛い思いをするのを分かっていて
手を出さずに見守ることはとても難しいことだと思います。
けれど、その経験がこれからの人生の荒波を渡るための大切な道具になるのです。

お母さんの役割は見守ることができる時期にいくつ道具を身につけてあげられるか。
そしていざその時がきたら、子供が求めている最適な環境を与えてあげられるか。
それだけだと思うのです。

私達親にできることはそう多くありませんね。

 Kyou氏 プロフィール
海外で3兄弟を育てる中、人を育てる一大事業に頼れるものが何もないことに疑問を持つ。現在上海ママたちに心理学、統計学、コーチングなどを基にした「ままサプリ」展開中。香港にて講座開催中♪

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