タイのバンコクの人気店「Soul Food」が香港セントラルに初上陸

2016/11/21

Soul Food

タイ料理と言えば日本人にも人気の料理の1つ。ここ香港でもローカル系からお洒落な高級店まで多くのタイ料理のレストランがある。最近では新たなブームとしてタイの屋台料理にフォーカスしたカジュアルなお店のオープンラッシュが続いている。タイのバンコクにアメリカ人がオープンしたことでも話題となった人気タイ料理レストラン「Soul Food」が、中環（セントラル）のSOHOにオープンした。海外初のオープンとなる同店は、「Ho Lee Fook」、「Chom Chom, Carbone」などの人気レストランを展開している飲食グループ「Black Sheep Restaurants」の新店。バンコク店と同様に気軽で毎日でも通いたくなる、心温まるタイの各地の郷土料理を提供する。

オーナーのJarrettさん

もともとトラベル・フードライターだったオーナーのJarrett氏は、8年間仕事でタイの各地を回りその土地の料理を味わい、その奥深さに虜になった。そして「学んだ食文化と知識を盛り込んだタイ料理を様々な人とシェアしたい」と自身の店「Soul Food」をオープンしたという。

同店の料理は比較的優しい味付けに調理されているが、それでいてタイ料理の特徴をしっかり残している。そんな彼のレストランはバンコクでは絶大な支持を受ける人気店で、タイ航空でバンコクのおすすめレストランと紹介されるほどだ。

お店の人気メニューのポークベリーのカレー「Gaeng hang lay」

おすすめは茄子の炒めものに半熟の卵を添えた「ヤムマクーアヤーオ」。まろやかな卵と一緒にピリ辛な茄子が美味で、前菜だけど白いご飯が欲しくなる料理だ。同店の一押し、ポークベリーのカレー「Gaeng hang lay」は濃厚なカレーでしっかり煮込まれたポークベリーがとても柔らかく味わい深い。タイの伝統的なスナックで、新鮮な葉にローストしたココナッツにマンゴー、ナッツ、干しエビなどを包んで食べる「ミヤンカ」は、レタスにお肉やピーナッツ、唐辛子などのスパイスなどを包んでアレンジを効かせている。レモングラスとカシューナッツをまぶして揚げたタイのチキンウィングの「Thai Chicken Wings」は香り豊かで食感も楽しめて、ビールがぐいぐいすすむメニュー。料理のお供にはタイのビールシンハーで乾杯。女性に特に人気があると言うタイにインスパイアされたカクテルもおすすめだ。