中環(セントラル)アジア料理「MAMA San」

2014/06/10

MAMA San

 テーブル おふくろの味

「アジアのベストレストラン50」、「インドネシアのベストレストラン2014」にも選ばれた「MAMA San」は、バリ在住者はもちろんバリを訪れる世界中の人からも大きな支持を受けている。この度、待望の香港店がセントラル(中環)にオープンした。

店内は1920年代の上海を思わせる、コロニアル調の洒落でアンティークな雰囲気。天井は倉庫のようにコンクリートの打ちっぱなしで、壁には歴史を感じさせる古き時代の白黒の写真が飾られている。

中央の壁にはバリの店と同じく、トレードマークであるエレガントな女性の肖像画が、訪れる人たちを見守っているかのよう飾られている。

エビ同店のエグゼクティブシェフでオーナーのウィルさんは、ロンドンとシドニーで人気のレストランをオープン。その後アジア料理に情熱を傾け、インド、マレーシア、シンガポール、タイ、カンボジア、そしてインドネシアなどのアジアの各国を旅し、最終的にはバリに移住するまでに。この間、各地の伝統的な香辛料や伝統的な調理法を学んできだ。

店名の「MAMA San」はそれぞれの国や地域を越えて“おふくろの味”、そしてそんな女性に対する尊敬の意味を表したものだという。伝統的だけど、どこか新鮮で新しさも加わった彼のこだわり料理をぜひ味わってみて。

まずは、アツイ夏にぴったりなカクテル「ココナッツモヒート」で乾杯。ほのかにココナッツの甘さが加わりミントの爽やかさが体を涼めてくれる。外はクリスピー、中は半焼きのサーモンのグリーンマンゴサラダはマンゴーの酸味とサーモンが絶妙にマッチ。新鮮な生牡蠣にインドネシアのチリソース、パクチーと焦がしオニオンを加えた「インドネシア風生牡蠣」は必食。

「ピリ辛海老の揚げにんにのくレタスとレモンを添え」は、クリスピーに揚げた海老とにんにくに、レタスとレモンを加えて口当たりあっさりに仕上げた。冷たいビールとの相性ばっちり。メインにはアサリと旬の野菜のグリーンカレーを。お肉派の人にはビルマ風のチキンカレーを、長時間じっくり煮込んだ柔らかいチキンがカレールーとマッチ。スパイスが効いててついついご飯がほしくなる。

さあ、早速足を運んでみよう。人気店なので、予約はお早めに。

MAMA San
住所:1/F., 46 Wyndham St., Central
電話:(852)2881-8901
ウェブ:http://www.diningconcepts.com

Pocket
LINEで送る