ECO特集~人と環境について考える~ Part 8

2018/10/10

農業体験を通じて、 自然の大切さと地球環境について学んでみよう

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近年、エネルギー政策における環境問題、特に地球温暖化への問題意識が高まっています。地球全体の気候や生態系に大きく影響するとともに人類の生活にも脅威をもたらす「地球温暖化」。私たちが普段の生活で何気なく利用しているエネルギー資源は限られていますが、人口増加に伴い、エネルギー消費も増加していくことは避けられません。私たちが未来の子供たちへ大切なエネルギー資源を残していくためには、日頃から省エネを意識してできる限りエネルギー消費を抑え、省エネについてもっと子供たちに知ってもらうことが大切なのではないでしょうか?

今回は、三菱電機(香港)が取り組んでいる「地球環境」や「化石燃料の枯渇問題」などをテーマに環境保全の意識を高めて、次世代がより住みやすい未来へとつなげるために取り組んでいる、子ども向け農業体験プロジェクト「Sun Sun學子種暖計劃」をご紹介したいと思います。

 

 

Sun Sun學子種暖計劃とは?

1921年に創業した三菱電機は、日本を代表する電機メーカー。香港法人は1966年に設立されて以来、半世紀にわたって顧客のニーズを最大限満たすために家電製品、発電機、FA(ファクトリー・オートメーション)、エレベーターや大規模インフラなどの優れた製品や新技術を提供し続けています。

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省エネや環境保全への社会的な関心が高まる中、同社では省エネルギー製品やソリューションの提供を通じて電力消費量の削減に取り組んでいます。地域社会の一員であるという意識を持って環境保護や教育活動などにも力を入れて低炭素社会を実現し、地域社会に貢献できる事業を目指しているのです。

2010年7月に策定された環境保護宣言「Eco changes for a greener tomorrow」を実現するために、2017年10月に発足した子ども向け農業体験プロジェクト「Sun Sun學子種暖計劃」は、「新生精神康復會」グループの「新生農場」敷地内で行われています。太陽光発電システムから再生可能エネルギーを生み出し、農業へ再利用できる仕組みになっています。

 

子ども向け農業体験プロジェクト「Sun Sun學子種暖計劃」で学べること

「子どもたちが小さな頃から環境問題に関心を持ち、環境保護を習慣にしていく」スローガンの下、同社では環境教育を推進しています。これらの一環として同社では、先述した「新生農場」に太陽光発電システムを提供して農家主導型エコツーリズム活動を支援しています。教科書だけで再生可能エネルギーに関する知識を深めるだけでなく、実際に太陽光発電システムに触れることが大切なポイントで、専属担当者がソーラーパネルの動作原理に関する説明をしてくれます。

同プロジェクトでは、“小さな農家”として「土を耕す」「種を蒔く」「収穫する」農業体験をすることができます。このプロジェクトを通じて、私たちを取り巻く生態系を理解し、農家の実際の生活を体験することができます。収穫された農作物は、高齢者や農作物を必要としている人々へ無償で提供されます。

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今後について

同社では企業の社会的責任(CSR)を果たすために、今後もエネルギー効率の高い製品の開発に加えて環境保全の啓蒙活動に積極的に取り組み、次世代への環境保全教育、持続可能な社会を実現するために様々なプロジェクトを行っていく予定です。

 


Sun Sun學子種暖計劃
電話:(852)2461-1712、(852)2461-8385
ウェブ:http://hk.mitsubishielectric.com/en/feature/csr/share-sunshine/index.html
フェイスブック:Mitsubishi Electric三菱電機香港
ツアー:20~40名(小学生)
所要時間:3時間

 

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