2014年の夏特集4・ビーチと海遊び

2014/07/14

爽やかマッチョとこんがり美女に会える!

浅水湾

浅水湾

香港には近場に気軽に行けるビーチが多くある。週末はもちろんのこと、平日でも思い立ったらフラッと行ける場所もあるので、都会の喧騒からプチ逃避できて束の間の癒しを楽しめる。香港島の南側に位置しスタンレーに行く途中にあるので途中下車してビーチを楽しむ人も多い。

特にオススメなのは風水を取り入れた建物として有名な「ザ・レパルスベイ(旧レパルスベイホテル)」の前に広がる、三日月の形をした砂浜のレパルスベイ。香港で最も美しいビーチの1つと言われている。リゾートのような雰囲気で、波が打ち寄せるビーチは地元の人達を始め、観光客、外国人にも人気。海水浴やビーチでの日光浴、夕暮れ時のリラックスタイムを過ごすのに最適で常に多くに人で賑わっている。水質はあまりよくないのが難点だが、素晴らしい景色を楽しみながらゆっくりとした時間を過ごすことができる。

外国人が多く集まることでも有名なレパルスベイでは鍛えられた体を自信ありげに披露する爽やかマッチョな男子もたくさん。水着を着てビーチをランニングする姿も多く目にする。普段から体を鍛えている人にとって、ビーチはその体を披露するにも恰好の場。日焼けを敬遠するアジア人女性が多いが、小麦色の肌で日焼けを楽しむキレイな外国人女性もいっぱい。家族連れも多い。家族にとっては、かわいい子供が遊んでいるのを眺めるのもビーチの楽しみの1つとなっている。

〈アクセス〉コーズウェイベイ(銅鑼湾)やセントラル(中環)からミニバス40か52、バス6・6A・6Xに乗り、淺水湾海灘で降りる。

暑い夏はプールだ!広州「水」のテーマパーク

長隆
水上楽園

長隆 水上楽園

夏の広州、暑さをしのぐのに必要なのがプールだ。その必要に応えてくれるのが、プールのテーマパーク「長隆水上楽園」。多種多様な水遊び系アトラクションが設置されている。キッズプール、波のプール、流れるプール、ウォータースライダーなど各種プールが充実。「南海砂灘」という人工ビーチもあり、海の砂浜のようなしっとりした砂で、砂遊びをしたい人にも好評だ。プールで気がかりなのが、衛生面や貴重品の管理だが、こちらでは安心してプール遊びを楽しめるように様々なサービスも導入している。コインロッカーや荷物預けはもちろん、電子マネーシステムを採用しているのでお財布を持ち歩かなくてもOK!また衛生面でも、食べ物持ち込みは禁止、プールを汚す物を着用しての入水や喫煙エリア以外での喫煙も厳しくチェックしているので安心だ。週末はかなりの人出が予想されるので、小さいな子供連れの方は気をつけよう!

〈一口メモ〉夏休みの本番になると、極めて人数が増える可能性
が大きい。
〈アクセス〉地下鉄3号線「漢渓長隆」E出入口
〈詳しい場所情報はウェブまで〉
http://www.chimelong.com/waterPark/

深センとっておきのビーチ

深セン
西沖海灘

深セン 西沖海灘

深セン西沖海灘は、深センで一番大きなビーチであり、中国でもっとも美しい八大ビーチの1つに挙げられている。「西沖は神が与えてくれた恵み」―訪れた人にそう感じさせる風景が西沖にはある。きっとここを訪れての第一印象は、「広い!」だろう。このビーチは長さ約5キロにも及ぶ。大鵬半島の縁に位置する天然のビーチとあって、まだそれほど開発が進んでいない。そのため交通の便は決して良くないが、それがかえって功を奏し、自然の風情と魅力であふれている。海水は青く透き通り、波が絶えず押し寄せる清々しい景色に心も体もリフレッシュできる。砂浜の砂はきめが細かく、貝殻も見られる。海岸を囲む高台からの眺めも素晴らしく、特に日の出・日の入りは圧巻!交通の便の悪さもなんのその、評判の景色を求めて遠方からも客足が絶えない。

〈一口メモ〉BBQエリアとキャンプエリアもあるため、アウトドアの人気スポットだ。サメ出没の目撃情報もあるようだが、一応サメ対策も設けられている。
〈アクセス〉「深セン駅(深セン火車駅)」で102路バスに乗車、「児童公園」で下車E11路バスに乗り換え、「大鵬」に到着。「大鵬」でミニバスに乗り「西沖海灘」へ

深センMAP

 

ご参考あれ!海遊びにお役立ち情報!

貸切船で優雅にボートトリップはいかが?JASPAS Party Junk

豪華なディナー   JASPAS Party Junk

船上で出来立ての料理や飲み物を楽しむ事ができる、キッチン完備のチャーターボート「JASPAS」。船の上から誰もいない海に飛び込んだり、ボートでしか行けないようなビーチに連れて行ってもらったり、楽しみ方はさまざま。サービススタッフが乗船しているので、煩わしい片付けも必要ない。通常料金は大人HKD650だが、テーマや予算に合ったアレンジも可能。船の発着場所はコーズウェイベイ(銅鑼湾)かサイクン(西貢)から選べる。ビールやワインなどアルコールも飲み放題なので、昼間からたしなむもよし、ナイトクルーズディナーをしながら優雅に楽しむもよし。夏真っ盛りの休日、気の合う友人とのパーティーに、家族と夏の思い出に、一生に1度の結婚パーティーに、大事なクライアントのおもてなしに…。ほかにも色々なシーンで利用できそう!海の上で夏の忘れられない1日を過ごしてはいかが。

JASPAS Party Junk

電話:(852)2792-6001

料金:HKD650(大人)/HKD250(5~12歳)/HKD150(1~4歳)※最低チャーター料HKD9100

時間:10:30~17:30/19:00~23:30

Catch the WAVE!手軽に始められるサーフィンスポット「大浪湾」

サーフィンスポット 大浪湾

香港にはサーフィンを楽しめるビーチがいくつかある。石澳のすぐ側にあるタイローワン(大浪湾)はレンタルボード店やサーフィン教室、マイボードの貸しロッカーがあり、気軽にサーフィンを楽しむことができる。また、子供用のボードや、女性でも比較的簡単なボディボードのレンタルなどもあり、家族揃って波に乗ることも。正午頃からは海水浴客とエリアが分けられるが、それまでの時間はどこでもトライできる。ただし夏の香港で、波の立つサーフポイントを探すのはなかなか難しい。この時期に行くなら事前に波情報などをチェックして、いい波をキャッチしよう!

設備:更衣室、シャワー、トイレ、売店
アクセス:MTR筲箕湾駅でバス9番に乗る。または赤ミニバスに乗る。

もしもの時のお助け人!頼りになるライフセーバー

ビーチに遊びに行った際、ライフセーバーの監視塔を目にしたことのある方も多いのでは?香港には政府管理の海水浴場が41ヶ所あり、そのなかでライフセーバーが駐在しているのは32ヶ所に及ぶ。ちなみに日本では約1300ある海水浴場のうち、ライフセーバーがいるのは177ヶ所のみ。香港での割合がいかに高いかお分かり頂けるだろう。季節によってその駐在時間は異なるが、大抵は朝9時から午後6時ごろまで。みな資格保有者だ。香港の海は比較的穏やかで一見安全だが、突然の大きな波やサメの出現、海中事故など何が起きるか分からない。海の番人、ライフセーバー。思いっきり海を楽しむために、彼らのいうことには素直に従おう。

充実の設備!中心部から近い好立地!手軽に行ける香港のビーチ

日本の海水浴場でシャワーや着替えをしようと思うと、お金を払って近くの施設を利用するのが一般的だろう。香港では政府が管理するほとんどの海水浴場に無料の更衣室やシャワー設備がある。また売店も充実。水着や日焼け止めなどの海グッズやドリンク類が売られており、「海の家」のような夏限定の店ではなくオフシーズンでも開店している。ビーチ沿いにはオープンレストランやBBQスペースがあり、海水浴だけではないビーチの楽しみ方ができる。

狭い香港。海水浴場も中心部に近いところにあるので、思い立ったらすぐに行くことが可能。近場以外にも、徒歩でしか行けない山の奥地や、離島など穴場のビーチがある。お気に入りのビーチで香港ならではの夏を過ごしてみてはいかが。

 

続きアイコン

Pocket
LINEで送る