海外で作る自分年金セミナーin香港&深圳開催のお知らせ

2016/07/25

6月23日の国民投票で英国のEU離脱が決まり、英国内の世論の亀裂が深まっている。残留を支持した首都ロンドンでは「独立」を求める署名に16万人超が名を連ね、国民投票のやり直しを求める署名も300万人を超えた。世代間の溝も深く、離脱を支持したのは高齢層が中心だったのに対して、その年金財源などを主に負担しているのは、残留を求めた若年層ら現役世代だ。「民意」を無視された若年層は高齢層への不満を強めている。
円相場も史上最大の嵐に見舞われた。英国のEU離脱が確実になったことで、「安全資産」とされる円に資金が一気に流入、1日の値幅は7円を超え、過去最大の変動率を記録した。日本は国債や借入金など「国の借金」の残高が2015年末時点で1044兆円、国民1人当たり823万円の借金を抱えているにもかかわらず、なぜ海外では日本円が「安全資産」とみなされるのか、これには理由がある。日本銀行の資金循環統計によると、2015年末の個人金融資産残高は1741兆円ある。日本国としては財政赤字だが、日本人全体の個人金融資産が大幅な黒字となっているため、短期的に日本国債が破綻するリスクは低いと言える。
しかし今後ますます深刻になる少子高齢化によって年金・医療などの社会保障関連費用が膨らむことは確実であるため、何ら有効な対策をしなかった場合、いずれ国の借金が個人金融資産を超過する日がやってくる。いつか日本でも財政的に優良な県や市が日本国からの独立を求めて住民投票を実施する日がやってくるのかもしれない。
もはや自分の年金は自分で作る時代、将来的な年金削減リスクに備えて、世界一自由度の高い国際金融センターである香港の金融商品を活用するメリットについて詳しく知りたい方は、「海外で作る自分年金セミナー」に参加されてみてはどうだろうか? 香港・深圳での個別相談会は随時開催しているので、気軽に問い合わせてみると良い。

木津英隆
プロフィール: 木津英隆(きつひでたか)

謙信アセットコンサルティング(香港)代表取締役。格付け会社勤務経験を生かした金融商品のリスクとリターンの丁寧な説明に定評がある。ブログ「香港IFA木津英隆のマネーは巡る」でも独自の視点で世界の金融情報を発信中。

<セミナー日時・場所(参加費無料)>
8月6日(土)14:00~16:00香港上環オフィス
8月7日(日)14:00~16:00 深圳粤海酒店
※以下HPの「セミナー申込」or「個別相談申込」をクリック
HP:www.kenshin.com.hk
香港携帯:(852)9062-0532 中国携帯:(86)136-9184-0363

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