iPhoneで 便利なApple Payが香港でもスタート

2016/08/01

Apple Payクレジットカード情報をお財布アプリに登録しておくことで、買い物や食事がiPhoneを使ってスムーズにできてしまうApple Payが7月20日Apple Payから香港でも利用できるようになった。レストランやコンビニ、喫茶店など香港内でApple Payが使えるのは現在約1万店舗。対応している銀行はアメリカンエクスプレス、中国銀行、DBS、恒生銀行などで、香港市民の約70%がこれらの銀行のカードを使っている。東アジア銀行も近々参入する予定だ。まずは対応している銀行のカードとタッチID付きデバイスの入手が必要。

カードの登録はいたって簡単。iOSのデフォルトであるお財布アプリを開いて「クレジットカードまたはデビットカードの登録」をタップし、手順に従って情報を入力していく。そして銀行によってカードが使えると認められれば、「次へ」をタップして完了。登録できるカードは1つのデバイスにつき8枚まで、同じカードを共有でき、デバイスの数は1枚につき9台までとなっている。A p p l eWatchやiPad Air 2なども同様に使うことができる。支払い方法は、iPhoneなどのデバイスのTouch IDに指を置きながら機械にかざすだけ。バイブレーションや音と一緒に画面にチェックマークが表示されれば支払いが完了したということだ。支払い時に違うカードを選択したい時は、かざした後、iPhoneなら画面でスワイプ、Apple Apple PayWatchならデジタルクラウンの下のサイドボタンを2回押すことで選択できる。ただ、便利さを追求する一方で安全性について心配する人も多いだろう。しかしApple Payはカード情報をしっかりと保護することを保証している。むしろクレジットカードを持ち歩くよりもよっぽど安心かもしれない。もしもデバイスを紛失してしまったとしても、支払いには必ずTouch IDかパスコードが必要なため、まず他人に使われることはない。Apple Payの停止もFind My iPhoneまたはiCloudアカウントからすることができる。

いくら安全が保障されているとはいえ自身できちんと管理することが最も重要だが、Apple Payによって便利になることが確かだ。買い物時の煩わしさから解放されよう。

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