フランス領事館お墨付き!広州市のフレンチ特集!

2015/01/13

熱烈慶賀中法建交50周年―2014年は中仏国交樹立50周年、広州のフレンチレストランも祝賀ムードに沸いた。同時に、フランス料理の魅力を伝えるべくこれまで以上に力を入れている!経験豊かなシェフたちは正統派フレンチはもちろん個性的なアレンジでも楽しませてくれる。フランス領事館お墨付きのレストランや各界の有名人が足を運ぶ人気店まで、広州自慢のフレンチレストランをチェック!

【La Seine Restaurant Francais】(塞納河法国餐廳)
フォアグラと白身魚の白ワインソース

フォアグラ      白身魚の白ワインソース

珠江に面する二沙島・星海音楽廳にある「ラ・セーヌ」。オレンジ色を基調としたインテリアは、訪れる人を温かい気持ちにさせてくれる。

看板メニューは、定番のフォアグラ(鵝肝)と、白身魚の白ワインソース(白酒汁細菊燴龍利魚)。フランスから取り寄せたフォアグラと鴨胸肉を惜しげもなく使用。フライパンでソテーし、赤ワインベースのソースで仕上げられる。口に入れた瞬間溶けてしまうような独特な食感はたまらない!白身魚(龍利魚、アカシタビラメ)は、バターを熱したフライパンに入れて白ワインソースとコショウで調理。お皿に盛りつけたらカモミールを添えてできあがり。

隣のパン屋さんでは、添加物を一切使わない自家製パンを販売。マカロンやティラミスは同店の人気商品。食事のついでにのぞいてみよう!

La Seine Restaurant Francais(塞納河法国餐廳)
住所:広州市越秀区二沙島晴波路33号星海音楽廳1階
電話:(86)20-8735-2510
ウェブ:http://www.laseine.cn
時間:11:00~23:00

【Celebrities Palace】(名仕閣法国餐廳)
フレンチステーキとフォアグラ

フレンチステーキとフォアグラ      Celebrities Palace

同店は、天河ビジネスセンター内に位置する広州でも有名なフレンチレストラン。インテリアや食器はアンティークで統一されており、落ち着いた大人の雰囲気の中で優雅な食事を楽しめる。

同店で特に人気なのは、フレンチステーキとフォアグラだ。目の前で焼いてくれるステーキはジューシーで食欲をそそる。各界の著名人もこの二品を目当てに訪れるという。ほかにお薦めは、味もさることながら香りがたまらない「黒トリュフのスープ」、ブルゴーニュの郷土料理「エスカルゴ」など。もちろん、フランス料理に欠かせないワインも充実している。2003年から連続的で「広州の最も特別なフランス料理店」の呼び名を与えられている同店、一度訪れて本場フランスを味わってみよう!

Celebrities Palace( 名仕閣法国餐廳)
住所:広州市天河区天河東路26号
電話:(86)20-8757-0100
時間:11:30~23:30

【三人行法国餐廳】
鶏もも肉のコンフィ

三人行法国餐廳      鶏もも肉のコンフィ

天河東路から信成南街へ曲がるとグリーンの看板「三人行法国餐廳」が目を引く。フランス領事館から贈呈されたバナーが掲げられる店内。決して広くはないが、テーブルや椅子といった調度品のセンスが光る。オーナーシェフ黄堅氏はベトナム出身、本場フランスで腕を磨いた。なんとフランス首相に料理を提供した経験をもつ。黄家三兄弟が協力して開業したことから「三人行」と名付けられた。

同店人気の料理は、鴨もも肉のコンフィ」(油封鴨腿)とステーキ(肉眼扒、西冷牛扒)。シェフのイチ押しは、鴨もも肉のコンフィ!コンフィとはフランス南西部発祥の調理法。低温の油でじっくり加熱、外側をカリッと焼いて仕上げる手間のかかる料理。65度の油で加熱した鴨もも肉はやわらかくてサクサク!24時間かけて作られたフォンとの相性も抜群だ!

三人行法国餐廳
住所:広州市天川区天河東路信成南街5号1階
電話:(86)20-3881-5325
時間:11:00~22:00

【Jardin d’ olive】(橄攬園)
うさぎ肉のレモン・ジンジャー

うさぎ肉のレモン・ジンジャー      Jardin d' olive

体育西路駅H出口から1分。広州市にありながらもどこか牧歌的な雰囲気のこのレストランには連日、フランス人はもちろん多くの人が訪れる。

「私たちは、フランス各地方のトラディショナルな料理を追求しています。」オーナーのヘレンさんの言葉の通り、フランス各地方の伝統的な家庭料理がメニューに並ぶ同店から紹介するのは、フランス料理には欠かすことのできない「うさぎ肉」をリンゴとクリームソース、生姜で煮込んだ「うさぎ肉のレモン・ジンジャー」。仕上げのレモンがさっぱりと引き立てる1皿だ。

爽やかな空気が漂うテラス席で味わう同店の「トラディショナル・フレンチ」。いつもよりちょっと背伸びした休日ランチを味わいたい。

Jardin d’ olive
住所:広州市天河区体育西路48号101
電話:(86)20-8750-6440
時間:月 17:00~23:00 火~金 10:30~14:30 / 17:00~23:00 土、日 10:30~23:00

【7号主場餐廳】
ホタテとイクラのシトラスソースと冷温フォアグラ

ホタテとイクラのシトラスソースと冷温フォアグラ      7号主場餐廳

同店は、「Casa Louise」として東山口エリアでは名の通ったフレンチレストラン。昨年3月からの改装工事を経て、12月にリニューアルオープンし、店名も改めた。店舗は百年あまりの歴史を持つ赤レンガの邸宅を利用した英国風のデザイン。調度品の多くはアンティークにこだわるオーナー自身のコレクションだという。

シェフのお薦めは、「ホタテとイクラのシトラスハニーソース」(加拿大帯子魚子醬配柑橘蜜醋)と、冷・温製フォアグラ(冰火鵝肝)。カナダ産ホタテと日本産イクラを、ほのかな酸味と甘味が絶妙なシトラスハニーソースでいただく。冷・温製フォアグラはその名のとおり、温度の違う2種類のフォアグラを味わえる。まずはアツアツのフォアグラソテーを、次に冷たいフォアグラアイスをいただけば、異なる刺激を感じられる!

7号主場餐廳
住所:広州市越秀区達道路保安前街3-5号
電話:(86)20-8765-8961
時間:14:00~25:00

【Chez Max】
マグロの胡麻たたき

マグロの胡麻たたき      Chez Max

広怡大厦1階にある赤い大きな入口、それが「Chez Max」だ。赤と白のレースカーテン、カウンターに陳列された洋酒やワインのボトル、輝くグラス、明るすぎない照明、どれも伝統的なヨーロピアンスタイルを感じさせる。シャンソンが流れ、フランスにいるかのような錯覚さえおぼえる。

パリ出身のオーナーが日本人のお客さんにお薦めするのは、マグロの胡麻たたき(芝麻金槍魚)。余計な調味料を加えずに素材そのものの旨味にこだわる料理だ。すりつぶした焼きナスの上に、胡麻を散りばめたマグロ切り身が盛りつけられる。山吹色のハニーソースともえぎ色のマスタードソース、黄色の松の実と緑色のルッコラが彩りを添える。旬のマグロはみずみずしくてやわらかい、ソースとの相性も最高!刺身とは違う、フレンチならでは海鮮を味わおう。

Chez Max
住所:広州市越秀区華楽路38号広怡大厦1階
電話:(86)20-8360-2157
時間:11:00~24:00

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