今回は、その名の通り科学館のある「科学館駅」周辺の、電化ショッピングセンター「通双通通訊市場」をレポート。

今回紹介するのは、地下鉄科学館駅の近くにあるローカル電化ショッピングセンター「通双通通訊市場」だ。ここは駅から徒歩４分程の、ほぼ中国人しかいない電化製品（携帯関連が主）を扱っているショッピングセンターだ。着いてみるとまずびっくりするのが人の多さ。施設的にはそんなに小さくはないのだが、どこに行っても人！人！人！と、かなり活気がある。売られているものは、携帯電話本体、携帯電話用アクセサリー、充電器、イヤホン、携帯バッテリー、携帯の液晶画面、内部電子部品と、とにかく充実かつ、専門性の高いものも多い。壊れやすいといわれる中国製品は、壊れたら自分で直すのが中国流なのか？！と勝手に納得していると、どうやら内部のデータ容量アップや修理を行っているようだ。

個人的に興味深かったのは、iPhoneのSIMロック解除。日本で売られているiPhoneのSIMロックを解除し、香港や中国のSIMを使えるようにする技なのだが、香港ではほぼ無くなってしまった。しかし、ここではこの技術はまだ健在で価格はRMB100～150程度だ（保証はありません）。もちろん、同店では中国用のSIMカードの販売も行っているため、SIMロックを解除した携帯ですぐ使うことができる。

また、各スマートフォンのケースもあり、日本やアメリカの人気アニメキャラクターから無地や装飾の少ないオーソドックスなものまで様々。価格はRMB50～150と安く、電化製品が得意ではない人も楽しむことができる。

店の外にも露店でアダブターや充電コード、などを販売している人もたくさん見受けられ、ここにも人だかりで活気に溢れている。

電化製品を思いきり楽しんだら、オススメなのが「銘族工芸」だ。こちらはインテリアショップで、七福神がメイン。壁にかける立派なタイプから親指サイズの小さな小物まで揃っていて、しかもリーズナブル。女性なら絶対楽しめるだろう。

この2店舗以外にも、品質のしっかりした小物や服が揃っているローカルの店舗もあり、足を運ぶ価値は大！一度、出かけてみてはどうだろうか。

通双通通訊市場
住所：深セン市福田区愛華路23號