エッセーの瀬!Vol.136 最終回

2022/10/26

essay (2)

音楽、文藝、料理、絵画……世の中のありとあらゆる藝術を、市井の目線から解いてきて……
今回は最終回、4人から8人に増えた気鋭のライター陣が贈る痛快エッセーのあとがき集!

Makiスクリーンショット (2193) マツイはこの瀬!にどんなエッセーを寄せていたのだろう。そんなことを近しい友達に問うてみたところ、彼はこう言った。
「マツイのこだわりを書いていたんじゃないの。」
こだわりとそこに抱く共感。マツイのエッセーに登場したカクレネクラヲくんやオナオシヨシコちゃんを覚えているだろうか。
マツイのこだわりと重なる彼らのこだわり。そこに生まれる共感。マツイのテーマはいつも「こだわりと共感」だったことに、読んでくれていた友達の一言で気づく。
筆が進まなかった時、じゅんさんが「その考えて考えての時間を楽しんでほしい」とメールをくれた。楽しかった。
書いている時間も、読んでいる時間も。
瀬! がくれた「感じる時間」に非常感謝。
さぁ、イゴッソ、あなたの瀬の思い出はなんですか?スクリーンショット (2219)


イゴッソ・YOSHIDAスクリーンショット (2195)
「エッセーの瀬!」の名付け親となれたことが私の自慢です。
「瀬会」で、じゅんさん、アキさん、私と3人でリアカフェを訪れた際、リアさんは「作家先生!」と連呼、ケンさんは「エッセーのー、瀬ッ!!!」の掛声。
私は有頂天でした! PPW読者の皆様、イゴッソファンの皆様、読んでくれた全ての皆様に心より感謝申し上げます。
ハルさん、RYUさん、エミリーさん、ツタダニくん、ハットリくん、イナバくん――我が友よ、感想を度々聞かせてくれてありがとう。
チーム瀬! のマキさん、アキさん、サトケンさん、マミさん、もっちーさん、石川さん、ゲイルさん、志水さん――この絆をありがとうございました。
そして――我が運命の女神、じゅんさんに捧ぐ。感謝と共に。
アキさん。あなたの瀬! の思い出は何ですか?スクリーンショット (2220)


アキスクリーンショット (2196) きっかけは、微信のモーメンツにあげた『醤油考』だった。編集者のじゅんさんがそれを読み、エッセイを書いてみないかと誘ってくれた。
思っていること、考えていることをスっと文字化できない私には、文章を綴ることは、頭の中を整理すること。
頭の中を「描く」ことは、いわばライフワークにも思えた。
芸術がテーマの瀬! だが、実は密かなマイルールがあった。
某事象を某点から観察と考察を重ねて導いた答えを、ただ文字として書くのではなく、描くということ。
そうすることで、読み手の思考に入り込み、意見を交わしたいという願望があったのだろう。知らなかった自分を教えてくれた瀬! に今も感謝している。
次はさとけんさん、瀬! との思い出をどうぞ。スクリーンショット (2221)


さとけんスクリーンショット (2197) 拝啓 エッセーの瀬! ライターのみなさま&読者のみなさま
「腹を鳴らせば」という連載を我が子のように育ててくれ、「エッセーの瀬!」では在中ならぬ在日で参加させていただいたPPWの、広東省での発行の終了の通知を“突然”聞いて、言葉では到底表すことのできない喪失感を感じている。
さらに“突然”ではあるが、僕の将来の夢の一つにスナックの開店がある。うん、そう、自分がただ飲みたいだけ笑。
本当にスナックを開店した暁には、これを読んでくださっている方は是非飲みにきてくださいね!
という、PPW広東省発行の“終わり”はまた何かの“始まり”であるというさとけんからのメッセージでした。 敬具
Mamiさんの瀬の思い出は怎么样?スクリーンショット (2217)


Mamiスクリーンショット (2198) 今の気になる気持ち
・下関の唐戸市場のお寿司が激ウマ(お立ち寄りの際はぜひ)
・12月の名古屋三越POP UPまでのサンプルアップ間に合わないかも&スタッフ不足
・中国の銀行口座(帰国中にパスポート変わってしまって使用停止中)
・40歳からのスケボー(骨折がリアルに怖いけど)
・広州のマンションのネズミ被害具合(怖くて帰れない、マジどうしようかな)
・火の鳥の行方
・今後の瀬の行方(別の機会に期待大)
短い期間ではあったけど、エッセーの瀬! を書かせてもらって楽しかった♡
自分が思ってることって意外と解っているようでいてフワッとしてて、言語化アウトプットの機会って大事なんだなーって。
またお会いできる日を心待ちに。
さて、いっしょうさんは???
PS.先日の募集は本気なので気になる方は連絡ください。スクリーンショット (2222)


いっしょうスクリーンショット (2199) “目が覚めて じっと何もせず 俺は 試されてる 今も こんな時にも”
僕の頭はこの詩でいっぱいです。もう20年くらい前からずっと。辺野古に行ったり、東京行ったり、香港行ったり、中国行ったりした20年の間ずっと。
“何げなく 死んだつもりになる 過去が追いかけて来る”
いろいろあったとしか形容できないこの20年のなかにこの連載はありました。初めて自分の文章が掲載された時は思いのほか舞い上がったのを覚えています。
“綺麗な目 人形 何も見ず 君は諦めてる 既に 遠い昔に”
この行間は理解しなくても良いのだと勝手に決めつけている。
“郵便で お化けだか幽霊だか なんだかそんなような者から送られてきた しっぽ尖った牙 あとは銀色の角”
これから今までの20年間の行いからいろんな物が帰ってくるかと思うとゾッとして眠れません。おやすみなさい。
あ、ショーンの瀬! は?スクリーンショット (2223)


ショーンスクリーンショット (2200) はい、というわけでエッセーの瀬! 途中参加しました私の思い出は、とにかく毎度締切すぎて原稿送ってましたすみません(今回もバッチリ過ぎました)。
芸術センス皆無の私、思い出したら食べ物とゲームとマンガの話ばっかり書いていた気が……。
芸術をめぐる当エッセーのコンセプトにちゃんと合っていたんでしょうか笑 。
もっと音楽の話とか書きたかったなー。いざ自分のターンになると出てこないんだよなぁ、と葛藤しながら黙々と原稿書いておりました。
他の皆さんは読ませる文章を書くのが上手くて羨ましい。短い間でしたが駄文を読んで感想を送っていただいた方々に感謝であります。
さて、トリを飾るのはもちろんこの人。当エッセーの創始者、じゅんせんせ!
瀬に対する思いをSpitしてください! Jun in the house!!!スクリーンショット (2224)


じゅんスクリーンショット (2192) 新企画を企て、是が非でも書いてもらいたい! とライター陣に打診し、快諾を受け、始まった〈エッセーの瀬!〉。
回を重ねるごとに、あてくしの目に狂いはなかった、という気持ちが高まった。
アキ、Maki、イゴッソ・YOSHIDA、mami、サトケン、いっしょう、ショーンの誰もが、自身の目線でスタイルで、自身のCOREを書いてくれた。
それはそれは素晴らしき哉!
編集として、一番目の読者として、毎回楽しみながらも、考えさせられること、共感すること、涙することetc……。
たくさんの読者からの「楽しみにしているよ、このエッセー」の言葉はいつもあてくしを有頂天にしてくれた。いぇい!
〈チーム瀬!〉ライター陣、そして読者のみなさま、ありがとうございました!スクリーンショット (2218)

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