家系図コラムVol.11 重なり続ける偶然

2020/05/13

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Vol.11 photo 地元の有力者が酒造業を起こしたりするのは良くある話だが、ここ小布施町もそうだった。ここの酒蔵は観光客に開放されていて、どうぞご自由に中へお入りくださいと、立派な門を通り、中を散策する事ができる。ここでまた偶然が起こった。この町に葛飾北斎が4年ほど滞在し創作活動を行い、この門を幾度かくぐった事があると門のかわら版に書かれていた。しかもその奥には葛飾北斎美術館があるという。長野にくる前日、千葉の実家でのこと、私の妹が何の気なしに私にプレゼントしてくれたハンカチの絵柄が葛飾北斎の作品だった。なんという偶然だろうか。そして、その美術館のすぐ隣にあるのが、葛飾北斎のパトロンであり、地元の豪商・高井鴻山の記念館だ。この記念館には入館せず、外観の写真を撮って、町を更に歩き、曾爺ちゃんより前代の古い戸籍が眠っているであろう小布施町役場を通り過ぎ、長野駅に戻り、新幹線で東京へと戻った。千葉の実家で父が何の気なしに語る。「高井鴻山の記念館の門に掛けられた提灯の写真を良く見てみな。高井家と我が家の家紋とが瓜二つだろう。」こんなに偶然が重なるものなのか。(つづく)

 


P16 softball_730筆者:原 雄一郎
1978年生まれ。
千葉県船橋市出身。
FTサービス社編集制作部主任
元JEF市原ジュニアユース
著書【日本人夫在香港】香港経済日報より出版

 

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