香港在住の日本人主婦によるリレーエッセイ Vol.206

2022/02/23

香港在住の日本人主婦によるリレーエッセイアラフォーママのミーハー辛口痛快コラムVol.23

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1歳からの海外駐在と6歳からの海外駐在どっちがお得!?辛口に大暴露しますわよ!

なんだかんだして香港駐在6年目に入ったのよね、当初は5年の予定のはずが。小学校1年から6年までいるのだけれど(現5年)、
次女がつい先日に、長女が香港にきた時の年齢になったの。(次女は1歳から6歳)
いまになって思うのは、長女が6歳の時に海外駐在になってよかったと思えるのよね。香港に来て英語を習得するのに3年かかるのだけれどね。(これが私にとって歯がゆくつらかったわ)
結果論から言うと、母語をしっかり形成しての第二言語だから、ごちゃ混ぜにもならないし、10歳までの黄金の耳もあるわけなので、スローペースだけれど着実にものに出来るわけなのよね。(もちろん英語は家庭教師つけて頑張ったわね)さらに言うと日本での受験を考えているならば、(日本の学校に通う)日本語と日本の勉強はマストなのよ。
それが、次女の場合1歳からなのでどうなのかしら? と思うことはあるわね。日本語の読み書きが日本の子の同年代より遅れていると思うのよ。
これは母親が管理していかないと帰国してから(小学2年)少々苦労するであろうことよ。実際全く管理できていないのよね。
あんなに、英語が話せることに憧れていて我が子もと夢見ていたことなのに、いざある程度になったらなったで次の問題が出てくるなんて考えられないことだったわ。
人間は欲の塊よ。それが正常なのだけれどね。
上には上の物の見方があるのよね。
英語がペラペラな子がいても、いまは全くなんとも思わないわ。
英語が話せるでけで、人間として他に大事なことがたくさんあるのだから。そこが出来ていればそれは素晴らしいわ。
よく「3歳から9歳までが黄金期なのでここにかかる年齢で海外駐在だと成功」ともいいますが、成功、失敗なんて軽々しく言えないのよ。
言葉の分からない子供をいきなりインターに入れてすぐに馴染めるわけじゃないのよ。だって、子供は正直だから話の通じる子と遊びたがるの。話が通じない子と遊んでも楽しくないでしょ。
日本で活発だった子、明るい性格だった子もこちらにきたら、つまらなくて教室の片隅で泣いているかもしれないのよ。
このような状況を放置しておくと、子供が壊れてきてしまうの。
日本語もおぼつかない、英語も話せない、一番辛いのね。
なので、日系の学校に切り替えたりする方もたくさんいるのよ。
3歳から9歳とざっくりだけれどリスクが少ないのは、7歳頃の母語を習得してからと思うの。人それぞれの意見はあるわよ。わたし個人の考えね。
次女もね、初めの学校では英語が話せずモジモジしていたし、学校に行きたがらない日もあったの。
転校した学校では楽しく率先して行ってるの。これは英語が話せるようになって自信がついたって証拠だと少なからず思っているの。
何事もスムーズにはいかないものよ。それが人生!!

リサーチソース
海外駐在の子供年齢問題
大暴露
結局人それぞれ

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eーko

e-ko.のプロフィール

二児の女の子のママ。17年某有名アパレル企業で働き香港転勤になり退社。
毒舌コラムの評判も上々。AB型のよくいう天才肌。自己肯定感高めな酒好き。
香港のキャリーブラットショーって言わせてもらってます。
好きな言葉は「なんとかなるさ」

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