深圳で旅行生活体験「MUJI HOTEL SHENZHEN」

2018/07/18

1月18日、世界で初めての無印良品のホテル「MUJI HOTEL SHENZHEN」が深圳にて正式にオープン。「MUJI HOTEL SHENZHEN」は深圳市都市複合体「深業上城」に位置しており、ホテル以外にも無印良品店舗、レストラン MUJI Dinerもオープン、6階建てのビルに店舗+ホテル+レストランで構成されている。ゲストは24時間、無印良品のコンセプトとライフスタイルを徹底的に楽しむことができる。
では、MUJI HOTELの生活経験についてリポート！

装飾

ホテル全体が無印良品らしい作りと雰囲気を醸し出している。空間には余計な装飾はないため、ストレスや圧迫感を感じさせない、ゲストにゆったりとしたリラックス空間を提供している。
ロビーは他ホテルの豪華な装飾とは異なり、むしろナチュラルな雰囲気が充満している。ホテルは古い家の梁や壁などを再利用し、世界中にある他店と同様の音楽や香りを演出しており、静かな芸術空間を彷彿とさせる。

客室部分においては、華美な装飾はないが充分な空間があり、丁寧に配慮された配置やデザインからはおもてなしの心を感じることができる。共有スペースは柔らかな照明及び美学を感じ取ることができる装飾で、まるで美術館のような雰囲気で満たされてる。
部屋は「見えない収納設計」を採用。様々な装置及び家具には完ぺきな統一感があり、スペースをよりゆったり感じることができる。ここに訪れたら、自宅もこの様な空間にしたいと願うに違いない。

バスルームは「禅」を思わせるすっきりした作りになっている。ハーブの香りが豊かな無印良品のアメニティグッズで静かな入浴を体験し、旅の疲れを洗い流してくれる。
MUJI HOTELは全室の壁に特別な珪藻土を採用。珪藻土はホルムアルデヒドを吸収し、湿度を最適な状態に調節する作用がある。更に心地よい睡眠を促す活性炭を追加、ゲストをリラックスした状態へと導き、質の高い睡眠をもたらしてくれる。

客室に加え、全体的なデザインと融合したデザインのライブラリーとジムを備えている。3階のロビーには壁一面に配置された本棚があり、無印良品がセレクトした650冊以上の書籍があり、忙しい旅行の合間でも人々は本と出会うことができる。

ゲストアメニティー

ホテルのあらゆる場所で無印良品の定番製品が置いてあり、つい笑顔になる。
深澤直人氏がデザインした壁掛式CDプレーヤーは、何を聞いて楽しもうかと思わせる。電気ケトルで湯を沸かし、温かいお茶やコーヒーを飲んだりしながら煩雑な日常から離れてフラットな時間を享受することができる。

MUJI Diner

　MUJI Dinerはキッチンの様子が見えるオープン厨房を採用。シェフが料理している様子を見ることができる。ホテルのゲストのための朝食を始めとした3食を楽しむことができ、よりパーフェクトな宿泊体験をもたらせてくれる。

全て和食、西洋料理、中華料理の3種類のセットを提供している。
午後はチーズミートソースパスタ、カレーチキンや3品、4品、5品のセットメニューも提供。夜にはオーダー形式を採用。食欲を促すシェフ特選のアラカルト料理も提供。サラダ、ステーキ、パスタ、デザートなども充実している。

無印良品（MUJI Shenzhen Upper Hills）

MUJI Shenzhen Upper Hillsは深圳の旗艦店で、2フロアの多層階構造。深圳では初のMUJI BOOKS、Found MUJI及びIDÉEを展開している。その中でもMUJI BOOKSは、「衣、食住、交通、学び、娯楽」という6つのテーマを持ち、書籍や売り場の空間を絶妙に融合させている。Open MUJIには独立した展示スペースがあり、定期的にアーティストや職人を招き展示を行っている。Found MUJIは普遍的な定番、世界中の素材の特性や機能を現在の生活に合わせて改善し、適切な価格で展開している。また「IDÉE」は「生活の探求、美意識のある暮らし」をコンセプトにしている。