広州南沙区「High Land Coffee House」で最高のコーヒーを

2015/10/28

High Land Coffee House
近豊(こん・ゆたか)さん広州では、喫茶店に行っても美味しいコーヒーに出会えないことに不満に感じることが少なくない。最近ではスターバックスなどの有名コーヒーチェーンを街のあちらこちらに見かけるようになってはきたが、なかなかどうして”美味い!“と唸らせてくれる一杯に出逢うことは難しい。
だが、そんな悩みをきっかけに自らの手でコーヒーの味を追求している人物がいる。広州の南端、南沙区にあるコーヒーショップ『HighLandCoffeeHouse』の近豊(こん・ゆたか)さんだ。電子部品の技術者として中国在住歴約15年のキャリアを持つ近さんは、定年後に日本の老舗サイフォンメーカーの「KONO」が主宰する「KONOコーヒー学校」で1年間修行を積み、「KONO式のコーヒー術」をマスター。5年前の5月に南沙区にこの喫茶店をオープンさせた。「広州で本当に美味しいコーヒーを淹れる」という熱い思いが形となったお店だ。
広州で本当に美味しいコーヒーを淹れる

近さんのこだわり①―豆選び―
中南米(ブラジル、コロンビア、ホンジュラス)、アフリカ(ウガンダ、エチオピア)、そして中国の雲南の珈琲豆ディーラーを通じて厳選した生のコーヒー豆を輸入。すべて手作業で豆の選別を丁寧に行う。約8カ国もの国から取り寄せている豆はそれぞれ違う味と香りを持っており、それらを熟知した近さんが味、香りとリクエストに応じて好みのコーヒー豆を探してくれる。
自分だけのオリジナルブレンドの定期配送も行っている
自分だけのオリジナルブレンドの定期配送も行っている。

近さんのこだわり②―焙煎―
実は、店内に焙煎機を導入して自家焙煎したコーヒーを飲ませてくれる店はこの『HighLand CoffeeHouse』が広州で初めてなのだとか。
近さんも初めのうちは焙煎が上手くいかず理想の味をなかなか出せなかったが、焙煎の温度や時間などを変え試行錯誤を繰り返した結果、ついに自分の理想とするコーヒーの味を見つけることができたそうだ。なるほど、コーヒー豆を焙煎する近さんの眼差しには、コーヒーへのこだわりと愛情を感じずにはいられない。
焙煎の仕方は千差万別だそう
焙煎の仕方は千差万別だそう

近さんのこだわり③―水―
さらにはコーヒーを淹れる際の水へのこだわりも。2度の濾過とアルカリ製水機を使い、電気分解によってコーヒーやお茶を飲むのに最適とされるアルカリイオン水を作り珈琲を入れているのだ。手間を惜しむことなく淹れてくれるコーヒーはやはり香りも豊かで、味も一味違うものだと痛感させられる。

自分の好みに合わせ豆の選別から焙煎の具合までを丁寧にヒヤリングして自分だけのオリジナルコーヒーを作ってくれる同店。「珈琲サイフォン株式会社」の中国総代理店でもあるのでこだわりのコーヒー器具を購入することもできる。
珈琲サイフォン株式会社」の器具も販売している
珈琲サイフォン株式会社」の器具も販売している。

近さんのコーヒーを自宅で!
【コーヒー豆】定期配送可能!
・1袋200g・・・130~140元(参考価格)
企業、団体様もお気軽にご連絡下さい。
電話:186-8886-9700 王まで

High Land Coffee House
住所:広州市南沙区南沙街環市大道西515号濱海花園2号商舗
電話:(86)20-3468-3007 / (86)186-8886-9700(王まで)
メール:hld@highland-coffee.cn
時間:9:00~18:00

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