ローレント・ムーアのコンサート「穆赫爵士口琴重奏音樂会」広州大劇院 - 広東イベント投稿

ラテン、キューバ、ポップミュージックと、ハーモニカ奏者のローレント・ムーアは様々なジャンルで常に見事な音色を奏でる。彼の音色にはその時々の感情、そして彼が幼少期の頃から培ってきたブラックミュージックスピリットが溢れている。2001年の12月に｢スタジオ・ルーバン｣でレコーディングを行ない、同時期にドイツで開催されたトロシンゲン・インターナショナル・ハーモニカ大会で優勝したが、ローレントも、ビアリッツ、モンセグール、アンドゥロンなどの世界的なジャズフェスティバルに心を奪われていた、ありふれた１人だったという事実は世界的奏者の親しみやすい一面といえる。

イタリアのピアニストであり作曲者のモレノ・ドナデーロは幼少期からピアノやアコーディオンを弾きこなしていた。そしてレコード会社で編曲者として働く傍ら、リー・コニッツやエミ・リチャードなどの世界に名だたるミュージシャン達と共演するという経験を重ねた彼は、その後北京に拠点を移しジャズピアノを教え始めた。現地でアジア系メンバーによるジャズトリオを作り上げたかと思えばアメリカ人のボーカル、中国人のベーシスト、ドラマーという異色のジャズバンドも結成するなど現在も精力的な活躍を見せている。これからもムーアとドナデーロが奏でるハーモニーからは目を離せない。

羅朗·穆赫爵士口琴重奏音樂会
場所：廣州大劇院 實驗劇場
日時：7月5日15:00
料金：180元、280元
ウェブ：http://en.damai.cn/event/tickets_82809