日本料理「春菊」 東莞市常平の匯華国際飯店内にオープン!
東莞市東部の常平駅からタクシーで10分足らずのところにある中元街。この界隈には、日本料理店が集まり、日本人出張者ご用達の5つ星ホテルが建ち並ぶ。今年5月、5つ星ホテルの中でも古くから人気がある「匯華国際飯店」の2階に日本料理店「春菊」がオープンした。暖簾をくぐると、あたかも日本に戻ってきたかのような錯覚さえ覚える。店内の随所に気品のある装飾が施されており、高級感を醸し出しながらも温もりを感じさせてくれる。奥には、日本人には嬉しいお座敷もあり、ホッと一息つけるくつろぎの空間が広がる。
ここのこだわりは、何と言っても食材選びだ。店内には日本人料理人が常駐しており、厳選された日本の食材を仕入れている。使用される野菜は全て有機野菜、米は山形米、卵は伊勢の卵だ。ドレッシングは、全て手作りで化学調味料は一切使用していない。安心・安全をモットーにしており、「お客様の健康のために食材にこだわっている」そうだ。メインの料理は、鉄板焼き、寿司・刺身、一品料理だ
【鉄板焼き】
「鉄板焼き会席」が380元からで、「ディナーセット」は180元からととてもリーズナブル。ぜひ試していただきたいのが、「牛肉のステーキ」だ。使用する牛肉は日本から取り寄せた「宮崎牛」。鉄板焼のプロが好みどおりにじっくりと焼き上げてくれる。柔らかい肉のうまみと、ほど良い脂の甘みが口の中に広がる。これほど上質なステーキは常平にあるほかの店ではなかなか味わえない!
【寿司・刺身】
おススメは、旬の魚をいろいろ楽しめる「刺身盛り合わせ」(350元)だ。料理長が選びに選び抜いた新鮮な魚が味わえる。大分産のシマアジ、高知産のハマチ、プリップリッの食感の徳島産の真鯛――どれも日本から取り寄せた厳選食材なのだ。生ワサビを添えていただけば幸せな気分に浸れること間違いなしだ。また季節や日によって仕入れられる魚が異なるので、毎回注文しても、舌を飽きさせることはないだろう。
【一品料理】
鉄板焼きや刺身もすごいが、一品料理も侮れない。「天婦羅盛り合わせ」(80元)は、サクッと揚がった衣で旬の食材を包む。ぜひヒマラヤ産の岩塩を付けていただきたい。ほかに、肉質がやわらわかい北海道の石狩豚を使用した「北海道石狩豚のとんかつ」(120元)もおススメ。日本の生パン粉でサクッ、フワッと揚げてあるので、ひと口頬張るたびに衣に包まれた肉の旨みが口いっぱいに広がる。
同店には個室もあるので、宴会や接待でも使用できる。またカウンター席なら、おひとりでも気軽に利用できる。東莞に出張の際の行きつけにしてみてはいかがだろうか。
春菊
住所:東莞市常平鎮常平大道2号
匯華国際飯店2楼
電話:(86)769-8189-6799
時間:11:30~14:00
17:30~22:30