ゼロからスタート♪広東語 第104回
香港は亜熱帯気候に属しており、5月から9月は夏季にあたります。この時期の平均気温は26~33度、湿度70%以上と高温多湿で、台風もよく発生します。香港天文台は台風が接近すると、距離や風の強さに応じた台風警報シグナルを発令します。
台風警報シグナルは、1、3、8、9、10の5段階に分かれています。
シグナル1は警戒準備(スタンバイ)で、800km圏内に台風が接近していることを表します。シグナル3は強風警告で、台風が更に接近していることを表し、保育園、幼稚園は休園となります。シグナル8は暴風警告で、シグナルとともに「西北 sai1 bak1」、「西南 sai1 naam4」、「東北 dung1 bak1」、「東南 dung1 naam4」などの方角も記されます。8になると全ての学校は休校となり、オフィス、商店も休業となります。バスやフェリーなどの公共交通機関はストップとなるため、香港天文台はシグナル8を発令する2時間前に予告通知を出して市民に注意を促します。シグナルが解除された2時間後は通常通りへと戻り、業務時間以内であれば、2時間以内に出社となります。
広東語で「台風」を「風球 fung1 kau4」(気球)または「波 bo1」(ボール)といい、「台風がやってくる」は「打風 da2 fung1」と言います。昔の香港では、シグナル発令時はボールを掛けておき、解除されると外していました。その名残からシグナルを発令することを「懸掛 yün4 gwa3」、解除することを「除下 chöü4 ha6」といいます。
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