一味違う!旅行体験記 & みんなの旅行失敗談

2023/11/15

飛行機に乗って予約していた宿へ向かう。観光やショッピングなど旅の目的はさまざまだが、今回は編集部が体験したちょっぴりテイストの異なる旅行体験を紹介しよう。旅先での快適さを自らアレンジしたり、唯一無二の思い出を創るのは、あなた次第!

 

一味違う!旅行体験記

【編集部Aの場合】
\ヘルパーさんのお宅にお邪魔しました!/  めったにないローカル文化体験

コロナ後久しぶりの海外旅行!行先を悩んでいたところ、そういえばヘルパーさんも長い間フィリピンの故郷に帰っていないことを思い出し、それならば一緒について行ってしまおう、と若干あつかましいお願いではありましたが、イロイロ島のお宅に2泊お邪魔しました。
以前からイロイロ島の自然豊かな土地の話、田舎の村では放し飼いの鶏を絞めておかずにする話などを聞いていたので、都会育ちの我が家の子どもたちに現地体験をしてもらおうと思い立ったのがきっかけです。

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イロイロ島へは2023年8月時点では直行便はなく、セブかマニラでの乗り換えとなります。到着当日は、先に帰省していたヘルパーさん家族が空港で出迎えてくれました。初めて訪れる土地に知っている顔が迎えてくれると本当に安心しますよね! タクシーで移動するのかと思いきや、ヘルパーさんの友人が運転して迎えてくれたのは荷台トラック! 子どもたちのテンションが最大に上がるのを感じながら(汗)、荷台に乗り込み夕飯へ。

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到着日は夜も遅く、近くのモールで簡単に済ませ、いざヘルパーさんのお宅へ行くと、立派な佇まいに驚きました。小売店を経営しているご主人と、毎日勤勉に働くヘルパーさんの努力の賜物です。ただ、フィリピンの多くの住宅ではシャワーもお皿洗いも水で行うらしく、子どもたちはキャーキャー言いながら水シャワーを楽しんでいましたが、大人の私は烏の行水のように簡単に済ませました。

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翌日はイロイロ名物のヌードル「バッチョイ」のおいしい店に連れて行ってもらったり、観光地「Garin Farm」へ案内してもらったりと、本当に貴重な体験ができました。トラックの荷台に乗って、排気ガスの洗礼を受けながら、太陽の光を全身で受け、心地よい風を感じることなんてめったにできませんよね。フィリピンに旅をしたことのある方ならお分かりかもしれませんが、居住エリアはほぼプレハブでできた集落です。観光客が入っていくのも勇気がいるし、言葉が十分には通じないのでぼったくられないか心配な部分も多いと思います。今回、ヘルパーさんが案内してくれたおかげで、そのような心配もなく、安心してイロイロ島を楽しめました。

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写真
①お世話になった荷台トラック
②名物ヌードル「バッチョイ」、牛肉のダシがきいています。
③ヘルパーさんご家族と
④イロイロ島の街中風景

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【編集部Bの場合】
ホテルより快適⁉ 暮らすように旅する「エアビー」のススメ

私は長期の一時帰国のたびに、Airbnb(エアビーアンドビー、以下エアビー)というサイトを使って、いわゆる民泊をしています。というのも、両親には「孫の顔は見たいけど何週間も滞在されるとクタクタになる」と言われるし、私自身も実家とはいえ長期間だと気疲れしてしまうから…。でもそういう家庭、きっとウチだけではないはず。
私の場合、実家に1~2日顔を出し、1週間ほどエアビー民泊、また数日実家で、1週間民泊という帰省方法をとっています。これまでのエアビー利用は15回ほどになるでしょうか。泊まるのは一軒家かマンションの一室で、キッチンはもちろん、洗濯機や掃除機、調理器具や洗剤一式に至るまで全て揃っています。毎日部屋を掃除してくれるホテルも快適なんですが、自分たちのペースで、その土地の人になったように過ごせる民泊は、慣れるととても居心地がいいんですよ。

サイトをじっくり見てみるとわかるのですが、地域によって物件にも特色があります。私は実家のある兵庫を基準にいつも宿を探しますが、関西は京都一択!関西でエアビーするなら絶対的に京都です。なぜかと言うと、まず神戸は物件がそもそも少ない。そして淡路島はラグジュアリーな高級リゾートタイプばかりでコストがかかり過ぎる。大阪は数こそ多けれど、ただ泊まることを目的とした一般的なマンションがほとんど…。その点、京都はインバウンドを意識した民泊業者がしのぎを削っており、広くて清潔感のある宿がリーズナブルに借りられるうえ、古都のしっとりとした雰囲気も楽しめるというお得さがあるんです。
ここで、これまで宿泊したエアビー物件をいくつかご紹介します。

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①

写真①の物件は、京都の古い長屋が民泊用にフルリノベーションされたもの。ホテルのようにオリジナルの備品が揃えてあるほか、買い物に出かけたり街を散策したりできるよう自転車も置いてあります。近くには大正時代に建てられた銭湯などもあり、下町に移住したかのような生活を送ることができるのも魅力的でした。

 

②

写真②は新築の戸建て物件。京都の景観に合わせて純和風の造りになっており、さらには十分な広さがある中庭がついていました。夕飯を用意している間、子どもたちを自由に遊ばせることができるのでありがたかったです。

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写真③は大阪なのですが、思い切って泊まったトイストーリーがテーマのマンション。やや寝づらくはあったものの、子どもたちは喜んでくれました。エアビーにはこういった個性的な物件も多く、普通のホテルより楽しくお手ごろな宿が見つかります。

 

エアビーの利用に関して、気をつけていることもあります。ホテルとは違い、一部の宿では個人間のやりとりになることもあるのですが、私はトラブル回避のため、オーナー情報をよく読み、できるだけ専門業者が清掃や管理を担っているような物件を選ぶようにしています。

エアビーのサイトには、日本だけでなく世界200ヶ国近い宿泊先が表示されるので、覗いてみるだけでも楽しいですよ。私はいま、東南アジアでエアビーが最もアツい場所のひとつ、バリ島を狙っています!
www.airbnb.jp

 

 

みんなの旅行失敗談

「旅に失敗はつきもの」とはよく言うけれど、今回も編集部にたくさんエピソードが届きました! 他人の不幸は蜜の味…笑。ご協力誠にありがとうございました! 読者の皆さんも、この失敗談を参考に、同じようなしくじりをしないようご注意を。

 

交通編

妻と子どもたちの冷たい視線
中国ビザを申請中でパスポートが手元になかったのですが、マカオへ遊びに行くことになり、香港を出国。マカオ入境時に、パスポート申請中であることを証明する書類を見せたのですが意味なく強制送還。。。妻と子どもたちの冷たい視線を背中に感じながら、一人で香港に帰りました。(B・N)a

ドキドキの婚前旅行のはずが
結婚前、夫と初めて旅行に行ったとき、はりきってスタイルを良くみせようと、補正下着をギューギューにしめてたら気持ち悪くなり、体調を崩し飛行機で倒れました。。(M・N)

今欲しいものはお金よりオムツ
夜中2時の便で当時1歳の息子を連れて旅行へ行こうとした時。スーツケースにはオムツをしっかり入れていたのですが、手持ち荷物にオムツを入れ忘れていました。当然空港のお店は全て営業時間外。飛行機搭乗前にオムツがパンパンになっていたことに気づき、現地へ到着までずっとヒヤヒヤしておりました。(H・M)

言葉の壁で時間とお金のロス
広州の動物園に行くためタクシーに乗り、地図を見せて伝わったと思っていました。しかし似たような名前の動物園がもう一つあり、運転手はそちらに向かっていたようです。言葉も通じないから…ただ乗ってるしかなく、結局3時間乗ってました。(T・H)

羽が生えて飛んでいった?
私の旦那ですが、iPadを座席に忘れたまま飛行機を降りてしまいました。すぐに気づいて、事情を話して機内に探しに戻りましたが、時すでに遅し。綺麗さっぱりありませんでした。(Y・U)b

確認が大事
家族で一時帰国する前日の夜中に息子が発熱し、急遽予定のあった私だけが先に帰り、息子と夫はフライトを1日遅らせて変更することに。しかし日本が祝日だったので日本語サポートがなく、夜中に電話でつながったのはフィリピンのカスタマーセンター。チケット変更できたと言われたものの、何か嫌な予感がして次の日の早朝に確認したら、変更ではなくキャンセルになっていました。(H・S)

妊娠期の搭乗トラブル
妊娠中、一時帰国し香港へ戻ってくる前日に産婦人科の定期検診に行ったら、飛行機に乗るのはやめた方がいいと医師に言われ、そのまま出産まで日本に滞在せざるを得なくなりました。(S・E)

運ちゃんと口論になりWin!
インドでタクシーに乗った時、前回より高かったので運転手のおじちゃんと口論になり、勝ちました。ただ、私も相場を知らなかったのでどちらが合っていたのかは未だ謎です。(A・K)i

オンライン決済OKって言ったじゃん!
ベトナムの空港到着時、次のアクティビティまで時間がなかったので、急いでアプリでタクシーを呼びました。現金をほぼ持っていなかったので、ドライバーにApple Payかクレカ決済を確認してOKだったので乗車。到着時に現金しか無理と急に言われ、30分ほどごねられ、アクティビティのスタッフを巻き込んでてんやわんや。結局タクシー料金を立て替えてもらい、アクティビティは40分ほど遅れて開始することになりました……(N・N)c

信じる?疑う?どちらが正しい?
学生の頃の話。シカゴでトランジット中に見ず知らずの女性に「トイレに行きたいから、少しの間この荷物を見ていてくれない?」と頼まれ了承することに。待つ間、別の人が真の所有者を名乗って荷物を取りに来ないだろうか? はたまた彼女が戻って来るなりキャリーバッグを確認して、中身が盗まれただのと濡れ衣を着させられないか不安になりながら待つこと10分。彼女は戻るなり「ありがとう!助かったわ。これどうぞ」と私にコーラのお礼をしてくれました。結果的にとても良い方でしたが、そのコーラさえも毒が入っていないか警戒する自分。失敗はなかったですが、どのような対応が正解だったのか、今も思い出します。(M・S)g

 

宿泊偏

ダナンは寒かった
来港後初めての年末年始、近いからとベトナム・ダナンのリゾートホテルに行ったら、現地は雨季でずっと雨&気温も香港と変わらないくらい寒くて、せっかくプール付きの部屋にしたのに全くプールにも入れず震えながら過ごしました。それ以来、東南アジアに旅行に行く時には雨季か乾季かを確認するようにしました。(A・R)

新婚旅行で重度の火傷
新婚旅行のモルディブで、あまりの海の綺麗さに一日中シュノーケリングを楽しんだら、体の背面に日焼け止めを塗るのを忘れて、次の日歩けないほどの火傷を負ってしまい一日中ベッドに寝ていました。調子に乗りすぎた。。。(S・A)k

郊外リゾートは暇
癒やしを求めて郊外のホテルに滞在したら、暇で暇で…結局毎日Uberで街の中心部へ通っていました。(F・A)

お気に入りのぬいぐるみ
旅先に子どもが欠かさず一緒に寝ているぬいぐるみを忘れ、ホテルで夜に気づいて「寝れないーーーー」とギャン泣きされました。それ以来旅行の持ち物リストに欠かさず入れるようにしています。(G・M)h

観光編

慣れない通貨の両替で
台灣旅行で、子どもたちが楽しみにしていた夜市に行った時のこと。主人が両替機に1,000元入れてしまい、10元硬貨が100枚出てきて焦りました。後ろに人が並んでいたので、あらゆるポケットに10元をわしずかみにして入れて夜市へ。その後、余ったお金をタクシー精算時に全部硬貨で支払ったら、運転手さんが青い顔をしていました。(N・Y)d

母がブチ切れた旅行
96年に家族で香港旅行したときのこと。その10年以上前に頻繁に出張で来ていた父は「香港は俺にまかせろ!」とズンズン早歩きして大張り切り。ところが、発展めざましい香港の街は様変わりしておりなかなか目的地まで辿り着けませんでした。旅行前に「この旅行では喧嘩しないようにしましょうねー」と言っていた母が父にブチ切れていました(I・M)

食事編

日本食が好きな息子奮発して素敵なホテルに泊まったのに、朝食ビュッフェで5日間ずっと蕎麦と味噌汁しか食べなかった息子。ハワイなんですけど!!(F・A)e

買い物偏

日本に帰ると買いすぎがち
日本に一時帰国すると、物価の安さに興奮して買い込み、香港へ帰る前日の荷造りで途方に暮れます。後悔しつつ、毎回繰り返してますが、私だけじゃないはず。(F・A)f

空港で歓声が挙がった話
香港から日本に戻る親戚一行は、チェックインカウンター(LCC)で機内持ち込み荷物の制限7kgの所、なんと5kgオーバーの12kg。。。その場でスーツケースを全開にし、各自のハンドバッグやリュックに分散することに。メンマやらオイスターソース、XO醤類のお土産を広げて「なんで瓶詰めとか買うんだよ~」などと公衆の面前であーでもない、こーでなもないとやる羽目に。そして再度計測すると、なんと! ジャストの7キロ出ました! この旅一番の歓声が上がり、スタッフの方もつられて拍手喝采の盛り上がり! お土産は重量を考えて購入せねばと心に刻みました。(Y・K)

スーツケース事件
セブ島への家族旅行。ホテルに到着後、スーツケースを開けようとしたら、開かない。えっ、何で?番号は合ってる。鍵は触ったこともなく、どこにあるかもわからない。結局開かず、ホテルの人に無理やり開けてもらいました。結局、この鍵を常備していなかった我が家は、現地で新しいスーツケースを購入することに(汗)(S・T)j

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