ままサプリ第282回「事実を眺め自分を信じる」
子どもを信じるのでなく自分を信じる
今年の息子たちとの集合は長男&次男の東京の家で過ごしました。
いやー。色々ありますわー。
まずね、光熱費の滞納からはじまり、
生ゴミにコバエが沸いており、
次男が長男に溜まった不満噴火。
ま、想定内ですな。
掃除や洗濯やお料理
私にできることはしましたが、できないことはいたしません。
長男と次男の問題は彼らの問題。
「長男がこう言ってるよ」
「次男がこう言ってるよ」
は伝えますが、
「こうした方がいんじゃない?」
は言わない。
最終日にはなんとなく、「ま、いっかー」となっておりました。
主に料理を作っている次男は、長男に「俺ばっかりじゃん。片付けくらいしたら?」と思っている。
長男はトイレ掃除や風呂掃除をしており、
「料理作ってるだけで大きな顔するな」と思っている。
お互いの想いが違うから平行線。
それぞれの想いを伝えるだけで、
「ま、そだね。ま、このままでいっかー」
となるのです。
カタチの違う2人が一緒に住むのだから問題が起きないわけがない。
これからも問題は出てくるでしょう。
その度に力づくで相手を変えようとか、関係を断つなどの強硬手段でなく、
「眺める」って大事だなと思うのです。
問題を取り上げて、解消しようとしてもなかなかうまくいきません。
それよりもただ事実を眺める。
そうすると、相手に対して「ああ、こんないいところもあるな」が見えてくるから不思議です。
親の私から見て、色々あるけど2人ともよくやっている。
うん。大丈夫。と安心して夜の会合に出かけたり笑、変わらず自由にさせていただきました。
友人から「信じてるから任せられるの?」と聞かれました。
「子どもを信じてるんじゃなくて、彼らが私にとって最悪の状態になったとしても、それを受け入れる覚悟のある「私」を信じてる」と答えました。
フリーターや不登校になったとしても
それが最悪???
いや違うな。
じゃ、犯罪を犯したら?
人に迷惑をかけて巻き込んだならそれは最悪。
それでも、私の育て方や環境や色んな原因から生まれた彼らにとって必要な試練であるとしたら、
辛くても乗り越えなければならないのでしょう。
けれど生きててくれたらなんとかなる。
私にとっての「最悪」は彼らを失うことです。
光熱費滞納やコバエまみれ、兄弟喧嘩は想定内。
そうやって生きていかなきゃね。
生きるって色々あるね。
でも彼らがそれぞれ「自分を信じる」ことができていればなんとかなる。
彼らの耐性の中に強さをみることができて安心しました。
母はまた旅に出ます^ ^
元気でね。
また会いましょう♪
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Kyou氏 プロフィール
海外で3兄弟を育てる中、人を育てる一大事業に頼れるものが何もないことに疑問を持つ。現在上海ママたちに心理学、統計学、コーチングなどを基にした「ままサプリ」展開中。香港にて講座開催中♪
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