広州市スタイリスト「知っているようで知らない 髪と肌のこと 52 番外編」濱島一二

2016/12/20

こんにちは、毎度です。濱島です。

健康に関するスピ話三回目です。

前回は、ヒーリングという目に見えないエネルギーを扱うことによって、健康について深く考えるようになった。そして、健康とは人生を幸福なものとする為に必要不可欠な条件ですとお話しました。今回は私がヒーリングを始めるきっかけとなった出来事からお話します。過去生や幼少時の記憶を思い出す方法として、クライアントを変性意識状態に導くための退行催眠があります。予知夢を見たり、地球以外の次元に行くのも、こうした変性意識状態の時です。私の場合は、やはり深くはない睡眠状態でしょうか意識がそれまでいた次元から肉体に戻り目覚める時、言葉が降りてきます。その時は、「健全な精神は健全なる身体に宿る」というものでした。昔、管理教育の行き過ぎた中学校の体育教師に聞いた言葉だったかも知れない。その朝は、ぼんやりとそう思っていました。この言葉は、古代ローマ時代のユウェナリスという弁護士の長い詩の一部で、当時彼が意図したことは歴史や時間の経過とともに変化しています。でも、ヒーリングをする者の目には、この言葉により深い真実を見出すことが出来るのです。身体と心は互いに影響を与え合い、切り離して考えることはできません。私たち人間は、そのどちらを病んでも、やがて片方も侵されていく弱さを孕んでいるのです。それならば、そのどちらを癒しても、いずれもう片方も癒されていくことでしょう。

東洋医学のとても好ましい概念に、未病というものがあります。未だ病ではない病。不思議な言葉ですね。これはまだ表面化してない病気を、症状が出る前に治してしまうという考え方です。私は、発症前とは、ストレスによる抑圧状態のことだと考えます。表面化するすべての症状には、心からのメッセージが隠れていると思うからです。心が何を訴えているのか、それが分かり、心からの要望を受け入れ、本当の自分に戻れば症状は消えるのです。それが元気という元の気です。病体ではなく病気の反対語ですね。ストレスから胃癌になったという話は、当たり前のように聞きますが、そうした状況で余命宣告をされた方でも意識の転換をすることで、奇跡的に生存しているという話が聞かれるのはそのためでしょう。

未病の概念のある東洋医学では、ポジティブな思考が身体の健康に多大な影響を与え、ひいてはそれが長寿へと繋がることを理解しているようです。一方、日本で広く取り入れられた西洋医学には、医薬品や医療機器など目覚ましい発展がありました。それらは一部の病には素晴らしい治癒効果があります。しかしながら、次から次へと新しい病気が生まれたり、人間を痛めつけるワクチンが作られることには疑問を持ちます。そして、未だに生活習慣病を始めとする多くの病が完治出来ずにいます。これは、病の根本的な原因に目を向けることなく、化学物質を投与し症状を打ち消すだけの対症療法に頼りすぎることが一因してると思われます。病の根本的な原因である心に目を向けることは、これからの医療にはとても大切なことなのです。

今回は、妻の影響もあり、普段は深く考えることのない医学について思いを巡らしてみました。

濱島一二

スタイリスト 濱島一二
美容師歴3 6 年を誇り、日本で美容メーカーの社外講師としても活躍。技術はもちろん折り紙つきだが、頭皮や髪に刺激の少ない薬剤を使用するなど髪の健康を一番に考えており、広州で人気のスタイリストの一人。

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