揚げ物が自慢の「日本料理 桜井」広州市天河区 - 広東グルメ投稿

「おいしい揚げ物が食べたい！でも、どこに行けばいいかわからない･･･」そんなあなたに朗報！広州東駅と林和西地下鉄駅のちょうど真ん中に位置する「日本料理 桜井」は、とんかつをはじめとするおいしい揚げ物が食べられるお店だ。

店内に入ると「いらっしゃいませ」とスタッフの明るい声。そして和服姿のホール責任者、コウレイさんが案内してくれる。10人用個室と6人用個室のほか、テーブル席も充実しており、会食や家族での来店にもピッタリだ。2009年に揚げ物料理店としてオープンした同店は、今や焼き魚、刺身、蕎麦、鰻丼なども提供している。

来店する大半は日本人だが、皆がよくオーダーするのがとんかつとメンチカツ。とんかつは鹿児島産の黒豚を使用しているという。どうりで豚肉の旨みがしっかりつまっているわけだ。またメンチカツはミンチにしっかりと下味が付けられており、牛ミンチ肉の旨みを最大限引き出すために試行錯誤されている。料理長、曰く「とんかつは当然うまい、でもメンチカツもうちの自慢」と。詳しい作り方はやっぱり秘密だそう。とにかく中のミンチが、とても柔らかくジューシー、衣もサックサク、ご飯が進む一品だ。もちろん、揚げ物以外の料理も舌をうならせる。「イシモチの一夜干し」は自家製で干物にして提供している。干物といえば保存食という印象が強いが、一夜干しの場合は日に照らされることなく干物にできるため、旨みを凝縮していながら、身はふっくらと柔らかい仕上がり。焼き加減も料理長がしっかりと管理しているため、納得の味。これまたご飯が進む一品だ。

今回、同店にお伺いして感じたのは、サービスがとてもいいということ。なんと来店したゲストにビール一杯無料のサービスがあるのだ。耳を疑い2回ほど確認したが、間違いない。以前は名刺にも「お一人様、ビール一杯サービス」と書いていたという。知る人ぞ知るこのサービス、ありがたい限りだ。またレジには、「日本円を中国元に両替できます。逆もOK！」と書かれてあり、両替をうっかり忘れても問題ない。サービスがよく、チームワークもよい同店。ぜひ自慢の揚げ物と自家製の魚の干物を、ビールとともに楽しんでほしい。

日本料理　桜井
住所：広州市天河区林和西横路89号景星酒店２楼
電話：(86)20-8758-8939
時間：10:30～14:00、17:00～23:00