JETRO香港が主催する日本産食材サポーター第1号店に「安半」が認定

2017/06/27

6月16日(金)、JETRO(日本貿易振興機構)が主催する「日本産食材サポーター店認定制度」の認定証の授与式が日本料理店「安半」にて行われた。同店は今年5月1日に認定店として加盟、香港では第1号店となる。

安半

認定証の授与式にて:日本料理店「安半」の安部氏(写真左)とJETRO香港の伊藤氏

授与式の会見で「安半」のオーナー兼料理長の安部隆孝氏は「(認定第1号店)は大変光栄なことで嬉しく思います。約40年前に比べて香港は食材流通の面で飛躍的な発展を遂げました。前日夜に注文をすれば翌日夜には納品される。日本食材の魅力は何と言っても安心と安全。当店でも全体(野菜、魚、米、肉、酒)の7、8割は日本産食材を使用している。その中でも(安部氏の故郷である)北海道産は約3割にのぼる」と述べた。同氏は香港における日本食材・文化の普及に貢献した功績が評価され、2013年11月に農林水産大臣より「日本食海外普及功労者表彰(※)」を授与されている。

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伊藤氏より説明を受ける安部氏(写真左)

 JETRO香港事務所所長の伊藤亮一氏は「これからも安心と安全を世界へ発信していってほしい。是非、この機会に香港人にも日本食材を使用している日本料理店の存在価値がさらに高まっていくことを期待している。今後もサポーター認定店を増やしていく活動を積極的に行っていきたい」と述べた。

今年4月より開始した同制度には5月17日時点で香港内の加盟店は22店舗、サポーター認定店として手続き中の店舗が75店舗ある。これらの店舗がすべて認定されれば、全世界では加盟店第1位のタイと肩を並べることになる。JETRO香港は来年3月末までに200店舗を目指している。

一定の要件を満たされたレストラン・バーや小売店は「日本産食材サポーター店」として認定され、認定ロゴマークを使い、認定店であることをPRできます。

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認定証

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日本産食材サポーター店認定制度とは?
日本産の食材・酒類を積極的に使用し、その魅力を多くの人々に伝えてくれる海外のレストラン・小売店を「日本産食材サポーター店」として認定する制度

※日本食海外普及功労者表彰とは?
日本産農林水産物・食品の輸出の一層の拡大に向けて、海外に在住し日本食・食文化などの普及に多大な貢献をしてきた者に対し、農林水産大臣賞を授与するもの

「海外における日本産食材サポーター店認定制度」についての
詳細はこちらをご参照ください。
http://www.maff.go.jp/j/shokusan/syokubun/suppo.html

日本産食材サポーター認定店の問い合わせ先
ジェトロ香港
電話:(852)2501-7224、(852)2501-7225 担当:田中、Nao

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