美肌作り食べる紫外線対策 楊さちこ中医美容学

2014/12/23

美肌作りの鉄則は、取捨選択

「いいもの」と「悪いもの」を見極めて、いいものだけを取る。肌にトラブルを持つ人は、いいものをたくさん摂っても、同時に悪いものを摂っていては、なかなか改善されません。『いいもの』だけをたくさん摂って、『悪いもの』は遠ざけるというのがベスト。

例えば化粧品。自分のお気に入りに出会うまでのアプローチにはいろいろあると思います。「このブランドが好き!」「化粧品カウンター人とのコミュニケーション」「雑誌や口コミ」「お試しセットの良さ」等。でもそこには、自分の肌と相性の悪い会社やアイテムもあることを理解して欲しい。ブランドネームに引きずられて、「合う、合わない」ではなく、「そのアイテムを使っている自分に満足」というのを選ぶポイントにしてはいけないのです。自分の肌に合い、使うことで、「満足」のいくものを選ぶのが大切です。

その他、食べ物や、生活習慣など、いいものだけを取り入れましょう。
いいもの=肌に大切な栄養素
悪いもの=紫外線やタバコ、ストレス、睡眠不足など
とても単純なことですが、これが原点です。食事に気を配って、化粧品だけに頼らず、困った時だけ少し助けてもらう生活を目指しませんか?

キレイな肌の見本を知る

仕事でも恋愛でも勉強でも、成功したイメージを先ず持つことが大切だという話があります。イメージをはっきり持つためには、お手本を決めることが大切です。改善させたい肌のトラブルがある人は、『美しい肌になっている自分』をイメージし、お手本を決めることが大切です。お手本がなければ、どこまできれいな肌になったら納得できるかがわからず、まだきれいにならない~と悩んでしまう原因になってしまいます。肌のお手本は、二の腕の内側にあります。

しかし二の腕の内側の皮膚に近づける場合、先ずはあなたの今の年齢だけの期間、紫外線を防ぐ努力をしなければなりません。顔は、今まで生きてきた時間、紫外線に当たっているからです。顔は服で隠してしまうことはできませんし、1日中家の中でいる訳にもいきません。でも、紫外線を避ける効果をさらに高めるものが、紫外線と戦う食べ物です。これらを充分摂ることで、紫外線の影響を小さくすることは可能になります。もし今まで、これらの栄養素のことを深く考えずに食事をしてきた場合は、特に効果が出るはずです。体の内側からも紫外線の影響を小さくすることで、紫外線を避けるだけよりも、その効果を高め、短い年月で顔の皮膚をお手本の肌に近づけることができるようになります。

◆食べる紫外線対策
季節を問わず降り注ぐ紫外線。これらは紫外線の影響で発生する活性酸素を分解するための栄養素です。食事に摂り入れると、とても頼りになります。

■ビタミンC
コラーゲン合成の促進作用がある。
▼摂取できる食材:
ブロッコリー、カリフラワー、イチゴ、赤ピーマン、芽キャベツ

■β-カロテン
代謝された分のビタミンA(ガンの抑制・免疫効果)になってくれる他、活
性酸素を抑えてくれる。
▼摂取できる食材:
ほうれん草、小松菜、モロヘイヤ、しゅんぎく、等

■ビタミンB2
皮膚の新陳代謝を高めてくれる。
▼摂取できる食材:
レバー、うなぎ、いわし、等

■亜鉛
不足すると紫外線に対する皮膚の抵抗力が弱くなる。重要!
▼摂取できる食材:
レバー、かき、うなぎ、鶏のささみ

■アミノ酸
不メラニンの生成を抑え、できたメラニンを少なくする=シミの抑制効果。
▼摂取できる食材:
ハチミツ、ねぎ、卵、豚ひれ肉など

楊さちこ

【楊さちこ先生のプロフィール】
1961年大阪生まれ。南京中医薬大学。中医美容教授・中医学博士。日本と香港・中国のアジアンコスメブームに火をつけた第一人者。アジア各地において商品開発から美に関するトータルプロデュースを手がけるほか、各地において美容セミナーを開き、「楊さちこ式美容メソッド」「脱ファンデーション」を伝え、幅広い年齢層の男女から絶大な信頼と支持を得ている。
楊さちこのアジアンビューティースタイル公式サイト
Repeque®-レピーク
http://www.yo-sachiko.com
香港ときどき海外発!
中医学博士・楊さちこの『アジアンビューティまっしぐら』@アメブロ
http://www.asian-cosme.asia

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