セミ・プライベートレッスン「Berlitz」湾仔(ワンチャイ)

2015/03/03

「香港にいる機会に普通語を身につけたい」「友達と一緒に、あるいは夫婦で語学レッスンを受けられないだろうか」と思っている人も多いだろう。そこで、そんなニーズにも、自然に語学を学べる方法「ベルリッツ・メソッド®」で応えてくれる魅力的な語学学校、ベルリッツをご紹介しよう。今回、編集部がこの独自の学習方法を、友人と一緒に普通語のセミ・プライベートレッスンで体験した。

体験レッスン1
ひたすら聞いて話すレッスンで語学スイッチをオン
今回一緒にレッスンを受けた友人は普通語を学ぶのが初めてで、記者は「少しやったことがあるけれど話せず…」というレベル。教えてくれたのは、優しい笑顔の黄芳田・フォンテーヌ先生。学校での指導経験もあるベテラン教師だ。

着席するや否や、普通語による普通語レッスンがスタート!先生は、ゆっくりと「ウォー(我)」、「ニー(你)」、「ター(她)」と言いながら自分、記者、友人を順番に示したあと、自分の胸に手を当てて自己紹介をした。それを何回か繰り返すと、今度は自分たちが自己紹介する番に。先生の発音をまねて自己紹介をしてみる。次に絵本を使って、身の回りの言葉を覚えていく。例えば、猫は「マーオ(猫)」、パソコンは「ディエンナオ(电脑)」。普通語独特の難しい音の高低(声調)は、先生が手ぶりで示してくれるのでわかりやすく、うまく発音できないときは先生の口元を見るように言われた。母国語ではない言語でのレッスンなのに、先生の表情や身振りなどで、言われたことがわかってくるから不思議だ。

その後も、絵を見ながら次々と言葉を覚えていき、“これは何?”と聞かれたモノの名前を反射的に答えていくことを繰り返した。更に、自分から友人に質問するという練習をしたり、カードを使って数字を習ったりもした。レッスン中は、先生の発する普通語を耳と目を使って聞き取り、話す作業にひたすら集中!ほどよい緊張感で、いつもは使わない脳の言語中枢が目覚め始めている感じだった。

レッスンを終えた友人は、「初めての普通語。普通語のみを使って教えてもらったのに、自分の名前と出身国、電話番号まで言えるようになったことにびっくり。感動しました」とにっこり。記者自身は、帰り道、習った言葉をしゃべりながら歩いている自分に気づき驚いた。使いこなせるようになるかも…!

個性や目的に応じてレッスンをアレンジ
ベルリッツがレッスンで大切にしているのは、「ネイティブの教師と会話をし、生きた言葉を練習してもらうこと」。文法や語彙は、ベルリッツが開発したテキストで学ぶことができるので、レッスンでは実際に使って話す。それが「ベルリッツ・メソッド®」だ。

また、レッスンは、子ども、主婦、ビジネスパーソンなど、それぞれの個性や達成したい目標に合わせて、楽しく学べるようにアレンジされている。例えば、子どもにはゲームも取り入れて遊びながら学べるように工夫する等。こうしたレッスンは、プライベートでもセミ・プライベートでも受けることができる。「セミ・プライベートのいいところは、生徒さんが互いに刺激し合えることですね。違う国籍の方で受けられているレッスンもあります」と先生。

普通語の習得は個人差があるものの、最短で、初心者レベルで始めてから数ヶ月で、日常生活において困らない程のレベルまで上達したビジネスマンもいるそう。ベルリッツを「話す舞台」と考え普段から自分でも努力している人は、間違いなく早く上達するという。「普通語は漢字と共通する部分が多いので、日本人は西欧人より学びやすいですよ。積極的にどんどん話してみてください」と先生に背中を押してもらった。

体験レッスン

137年の歴史を持つベルリッツ。その人気の理由は、経験豊かな教師陣、そして、個性に応じて、自然に楽しく言語を学ぶことができる独自のカリキュラムにあった。春節を迎えて気分一新、今年こそは語学を身につけたいと思っている人は、ベルリッツを訪ねてみよう。

黄芳田・フォンテーヌ先生

 

黄芳田・フォンテーヌ先生台湾出身。教師の育成機関として有名な国立台湾師範大学中文系出身。学校教師、新聞記者を経て現職。言語が大好きだという同先生が話せる言葉は、日本語を含め10ヶ国語以上にのぼる。

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