読むだけでママが笑顔に「ままサプリ」 第98回

2018/10/10

第98回 多動症!?次男の物語~自己効力感

 

前回書きました我が家の次男ちゃん。
3歳児検診で「多動症」と診断された強者です笑

小学校に入って、2年生までひらがなが書けず、先生に連絡帳を書いてもらってました。保育園で、みんなが次々とひらがなが読めるようになっても、弟の方が先に街の看板が読めるようになっても次男は全く読めないので、先生に相談しましたら、
「読めてますよ!今日新しいオバケのカルタで一等賞でしたから」と言われました。
そう。「絵」で瞬時に理解できるのです。
その時、視覚優位の子供だと理解しました。

3年生になると今度は漢字が覚えられず、0点や10点をとってくるようになりました。
つくりと部首を創作で組み合わせ奇妙な字を作り上げるのです笑
これも彼にとっては「絵」に見えているようでした。

一方で幼い頃からレゴや、LaQが大好きで「空間認知能力」に優れているなと感じていました。
家族で参加したロボットクリエイター高橋智隆先生の講演会で、次男が興奮して「ロボット教室に通いたい!!」と言ったことから、習わせると、どんどんクラスが上がり上級生と同じことをやらせてもらっていました。帰ってからも夢中で分解しては組み立てていました。

なので苦手な漢字はおいといて、ロボット頑張ろう!ということになりました。

1年もたつと、不思議ですが、あれほど苦手だった漢字も満点をとれるようになっていました。

好きなことを夢中でやる過程には全ての学問が入ってきます。
次男の漢字力や、文を読む力はロボットを完成させたくて夢中で読んだ説明書で培われたと思われます笑

同時に、好きなことに熱中して得られる成果としてなによりも大切なことがあります。
「自己効力感」です。
「やればできる!」という感覚。
これさえあれば人生の荒波を切り抜けて生きていけるのです。

今、発達障害は4人に1人と言われています。
次男は確かに発達障害があったのかもしれません。
育ててみて感じるのは、

・できないところをできるようにするのではなく、できることを突き抜けさせる。
・できるだけ早く素質に気づいてあげて、それを伸ばす環境を用意する。

これは健常児も障害児(私は進化した子供だと思ってますが)も同じだと思います。
そして、専門医の間でも言われていることですが、「10歳がターニングポイント」で、
素質を認められて、できることを伸ばしてもらった子供は天才になりますし、
できないことをやらされて、自信を無くした子供は問題を起こすようになるのだと思います。

10歳までに親ができることは、ありのままを受け入れ、認め、良い部分を伸ばしてあげること、これに尽きると実感しています。

 

 

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Kyou氏Kyou氏 プロフィール
海外で3兄弟を育てる中、人を育てる一大事業に頼れるものが何もないことに疑問を持つ。
現在上海ママたちに心理学、統計学、コーチングなどを基にした「ままサプリ」展開中。香港にて講座開催中。♪zets_PPW@pocketpage.com.hkまでお問い合わせください。

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