引き締まったお尻を手に入れよう! 楊さちこ中医美容学

2014/06/26

たるみのないお尻は足長のキーポイント

体のうしろ側は、普段自分では見ることのできない部分。だからなおさら気になるのが、背中からお尻にかけてのボディライン。とくに、重たくなった脂肪が重力に逆らい切れずにどんどんと下がっていくヒップ周辺は、誰もが一番気にするところです。「なんだか最近お尻が重たくなってきたみたい」と感じたら、それはお尻の筋肉に刺激が不足している証拠です。

たるんだヒップを引き上げるためには、お尻部分の筋肉強化がポイント。脚を後ろへ持ち上げるようにする運動やお尻を引き締めた姿勢を、普段から習慣化させておきましょう。お尻が1㎝アップすると脚が3㎝長く見えるようになるといわれています。女性にとって美しくしまったお尻は永遠の憧れ。ぷよぷよと贅肉のついたお尻を引き締まったお尻にすることが目標です。

◆エクササイズ
(お尻と太ももの境目をつけるのが目標)

お尻の脂肪をとって、お尻を引き締まったものにするためには、お尻全体の筋肉の力を肛門に集中させるような感じで思いっきり緊張させます。このとき、お尻を脚から浮かせるような感じでうえ向きに力を入れると、カタチのよいお尻を作る上でより効果的となります。常にこの常態を意識することによりお尻と太ももに境目がよみがえります。

◆マッサージ
(お尻を引き締めカタチを整えるのが目標)

マッサージは体の中の老廃物を排出し、リンパの流れを活発にさせてくれます。

1.手にこぶしをつくり、お尻の肉を持ち上げるようにして渦巻きを描くようにさすります。

2.お尻の下から腰の部分にかけて持ち上げるようにする。

◆ショーツのはき方におけるヒップアップ

ヒップアップしたきれいなお尻になるために、ガードルやショーツは、はき方も大きなポイントになります。ショーツの左右を持って引き上げてしまうと、お尻のスグ下の肉を太ももの付け根にたるませてしまう結果になるので、ショーツの前後を持ってお尻の丸みを包み込むようにして履いてください。たったこれだけのことで、若いひとならば数カ月もすれば三段腹やヒップラインが美しくなるし、ウエストもきゅっと締まってくるはずです。

◆引き締まったお尻をつくるウォーキング法

じっくりと脂肪を燃焼させるウォーキングは痩せやすいからだを作るだけでなく、きゅっと締まったお尻も作ってくれるうれしい運動法です。まずは顎を引いて背筋を伸ばし、腰をひねるようなイメージで大きく腕を振って早足でいつも歩いている時より歩幅を広めに取るのがポイントです。歩幅の目安は身長(㎝)×0.45。自分の身長から歩幅を割り出し、その間隔を意識して歩くようにすればいいです。速度は少し息が弾む程度がもっとも効果的なので、ハッハッと声が出るくらいの呼吸でリズムをつけて歩きましょう。また、脂肪を十分に燃焼させるためには、じわっと汗をかくまで続けましょう。そのあとで、水を飲むこともお忘れなく。

【楊さちこ先生のプロフィール】
1961年大阪生まれ。南京中医薬大学。楊さちこ
中医美容教授・中医学博士。
日本と香港・中国のアジアンコスメブームに火をつけた第一人者。アジア各地において商品開発から美に関するトータルプロデュースを手がけるほか、各地において美容セミナーを開き、「楊さちこ式美容メソッド」「脱ファンデーション」を伝え、幅広い年齢層の男女から絶大な信頼と支持を得ている。

楊さちこのアジアンビューティースタイル公式サイト
Repeque®-レピーク
http://www.yo-sachiko.com

香港ときどき海外発!
中医学博士・楊さちこの『アジアンビューティまっしぐら』@アメブロ
http://www.asian-cosme.asia

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