歯と相撲取り 「しろもとデンタルクリニック」
幕内力士の衝撃力を計測すると800~900キロになるらしい。大型力士、怪力力士となると1000キロを超えるという。立ち会いは二人がぶつかり合うので単純に足すと2トンもの衝撃力ということになる。そこに、張り手や突っ張りなどが加わるので、歯が飛んだり、折れたり、つぶれたりするのは容易に首肯できる。
大関栃東が差し歯で処置したり、玉海力がマウスピースを装着して土俵に上がったりなど、力士も歯に関する悩みは少なくない。
衝撃だけでなくても、踏ん張ったりすることが多い相撲は自分のかみしめの力で歯にダメージを与えていることも多い。このあたりはプロ野球のバッターがかみしめで歯を痛めてしまうのと同じである。相撲の世界でも、歯が悪いと三段目以上には出世できない、などということがジンクスになっている。
ちなみ、巨漢力士よりも小兵の方が歯の損傷が著しいという。小兵力士の豪風はぶちかましの衝撃で下顎の左奥歯の神経を断絶した。それ以来、マウスピースをつけている。かみ合わせでパワーアップしたという。ただし、稀勢の里のように筋断絶しないように、マウスピースをあえて使用しない力士もいる。
相撲の取り組みの時間は短いが、準備についてはかなり多くの時間を費やしている。歯についても様々な対策が講じられている。
筆者紹介 林原祐一
しろもと歯科本部統括管理部長。6月の広州院開院に向けて奔走中。メタボ解消のために46歳でランニング開始。25キロの減量に成功し、走歴4年強で表彰歴60回を数える。
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