今宵は広州の「Mokara Bar」で一息

2016/04/27

酒を楽しみたい…。そう思った時、人はバーという止まり木を探す。そして、バーテンダーやカウンターの常連客と話をしながら更なる嗜好品を味わうのだ。そんな酒の文化を創り出してきたバーも千差万別。名物のカクテルで勝負している店もあれば、バーテンダーの人柄や店の雰囲気で人を集めているところもある。今宵は、広州にオープンしたばかりの「Mokara Bar」を訪ねてみよう。

店外気品漂う大人の優しさ――モカラ
「モカラ」という店名は、花好きの店長・茜さんが、蘭の一種「モカラ」の花言葉(気品・優美)に因んでつけたのだという。その花言葉通り、落ち着いた雰囲気の中でCocktail, Whiskey, Wineをゆっくりと飲める場所を提供したい、との思いが込められているのだろう。
「ビリー・ホリデイ」や「ジョン・コルトレーン」といったOld Jazzのスタンダードナンバーが流れる店内では、10年のキャリアを持つ専属バーテンダーが常駐し約10種類のカクテルの他、その日の気分に合わせたオリジナルの”お任せカクテル“も作ってくれる。レコード版も視聴可能なので、愛聴盤を持参して音楽講義に花を咲かせるのも良いかもしれない。
恋人や同僚との大切なひと時はもちろん、ひとりでの入店も大歓迎。様々なシチュエーションで利用できる。

内装
オススメカクテル
使用するフルーツの鮮度には何よりも気を使っている。

【Guerara(ゲバラ)】
ラムベースのカクテル。ホームメイドシロップのまったりとした甘さ、グラスに横たわるシナモンスティックから立ち昇るエキゾチックな香りを楽しむオトナの1杯。キューバの革命家チェ・ゲバラをイメージしており、チェの好物であったとされるラムと葉巻を彷彿とさせるシナモンスティックがダンディだ。
ゲバラ

【モカラ・スペシャル】
ウォッカベースのカクテル。鮮やかなピンクのサクラシロップとライムのアクセントが効いた爽やかなサマーカクテル。
モカラ・スペシャル

【ネグローニ】
カンパリ、ベルモット、ドライ・ジンを合わせたちょっぴりハードな1杯。独特の苦味をオレンジの酸味で引き立たせたゴージャスな1杯。
ネグロー二

Mokara Bar
住所:広州市天河区天河南一路126号102房
電話:(86)137-2525-8262
時間:20:00~26:00
料金:男性 60元/1時間(自動延長) 女性 60元/1時間(延長無料)
価格も抑え目なので気軽に入れる!
飾り飾りシェイク

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